〜監修者の部屋〜
June’s Diary
2016/11/11更新
好きな人の態度に一喜一憂するのが辛くなったら……

好きな人の態度に一喜一憂してしまう……そういうのは、なんとなく良くないと思うけれど、一喜一憂したくてしているわけじゃないから止められない……。
今日は、そんなふうに悩む方に向けて、平常心を取り戻しつつ、恋を成就する秘訣を書いてみようと思います。
まずは恋の初期を思い出しましょう。
一喜一憂の始まりは、間違いなく「一喜」のほうから始まったはず。
素敵だな……と感じていた異性がね、あるとき、チラッとこっちを見て、ニッコリと笑ってくれた!
なんだかウキウキ、心が浮き立ち、自分の人生が素敵なものに見えてくる――これが恋の始まりです。
今日もまた目が合った!
あ、今日は残念。あまり目が合わなかった。
今日は笑ってくれた!
あれ、今日はそっけない?
……こうしてだんだん本格的に一喜一憂が始まります。
でも、この段階では「憂い」より「喜び」が大きいはずです。
「ちょっと残念」という程度の憂いなら、別に毒にはなりません。
でも、もう少しすると、憂いが喜びを上回ってくることがあります。
相手の反応をうれしく思うときの「喜び度」より、そっけない相手の反応にガックリしてしまうときの「憂い度」が強くなるわけです。
そうなったときに、人は「だめだ、あまり一喜一憂しないようにしないと……」と考えます。でも、なかなかうまくいきません。
なぜなら、感情の振り幅がマイナスのほうに振れているため、自分をうまくコントロールできない気持ちが強まっているんですね。
おまけに、この段階ではネガティブな感情も強まりがちです。
自分の気持ちをこんなふうに振り回す相手に対して、軽い怒りや恨みの感情が出てきてしまうのです。
そうすると、今度、顔を合わせたとき、好きな人にちょっとツンケンしてしまったりします。そんな態度を取った自分に、あとになって自己嫌悪……。
ますます気分が落ち込むネガティブなスパイラルにハマってしまうのです。
こういう経験、あなたにもありませんか? たぶんね、少なからず、みんなが経験していることだと思うのです。
さて、こういうとき、相手を悪者扱いせず、悪いスパイラルから抜け出すために何が必要なのか……。
大きなポイントは「私は彼(彼女)の態度に振り回されてしまっている」と考えるのを止めることです。
事実はそうではありません。実のところ、相手があなたを振り回しているのではなく、「自分自身の期待」に振り回されてしまっているんですね。
もう一度、恋の最初を思い出しましょう。
最初はきっと、「相手が思いがけず笑ってくれた」ことがうれしかったはず。この段階でのウキウキは、期待しなかったことが起こった喜びです。
でも、いつの間にか、「今日もまた笑いかけてほしい……」という期待が心で膨らんでいる……こうなると、期待通りにならなかったことに対するガッカリ感が強くなるのです。
だって、最初から笑ってくれることを期待していなければ、別にガッカリはしないですよね。
喜びよりガッカリが続くときはね、期待通りのうれしいことが起こるのを、いつの間にか前のめりになって期待している自分がいるときなんですね。
そんなときに効果があるのは、いったん心の構えをニュートラルなポジションに移してみること。
つまり「何も起こらないのが普通」という構えに戻してみることです。
「今日は彼、私にニッコリしてくれるかな。話が弾むかな。このまえみたいにニコニコしてくれるといいな。でも、また素っ気なかったら……」そんなふうに考えている自分にハッと気づけたら、そのときこそが悪いスパイラルを抜けるチャンスでなんですよ。
いいことを期待せず、悪いことを予想せず、「何も起こらないのが普通」と心で唱えてみてください。
そうすると、妙にドキドキしながら彼(彼女)の反応を追いかけることがなくなります。
つれない相手にガッカリし、こっちもツンケンしてしまって落ち込むこともなくなります。
一喜一憂の辛さから解放されるでしょう。
それだけではありません。
「前のめりの期待」がないニュートラルな心でいると、その場にふさわしい対応をサッと取ることが出来るようになるんですよ。
テニスで考えてみるといいでしょう。
「前のほうに球が返ってくる」と思って、「前のめり」になっていると、後ろのほうに飛んできた球に対応しづらくなりますよね。
その逆に「後ろを狙われそう」と心配して後ずさる気持ちでいると、フェイントをかけられたとき、カラダが上手く動きません。
相手がどんな球を打ってきても、うまく対応するために、コートの中央で体の力みを抜いて、どちらにも動けるニュートラルな姿勢でいるのが一番いいわけですが、恋も同じです。
いろんな期待をいったん捨ててくださいね。
そうすれば、相手が急に接近してきたときには、自然にうまく対応できて、親しみが増すでしょう。
相手が必要としていることにサッと気づいて、気を利かせてあげられることも増えるので、喜んでもらえます。
実行してみれば、きっと分かります。
期待値を意識的に下げることは、遠回りのようでいて、両想いへの近道だったと気づくでしょう。
あなたの恋が上手くいきますように……。