〜監修者の部屋〜
June’s Diary
2017/7/28更新
どんな片思いにも「意味」と「希望」はあります

なんらかの理由があって、「叶いそうもない」と感じる片思いをしているとき、「こんな想いを抱えていても何の意味もないのに……」と落ち込んでしまうこと、ありますよね。
自分の気持ちをアピールしているけれど、ちっとも振り向いてもらえないときも、無意味なことをしている気になってしまうかもしれません。
さらには、
好きになった相手に既に恋人がいたり、
すでに一度フラれていたり、
告白するわけにはいかない状況があったりするのに、
それでも「好き」という気持ちを止められない……
……そういうとき、虚しさは倍増するかもしれません。
「好きでいる意味がない」と感じてしまうからだと思います。
でもね、人を好きになることは間違いなく「意味」があり、「希望」のあることなんですよ。
両想いになれようが、なれまいが、まったく関係ありません。
なぜなら誰かを好きになるというのは、自分以外の誰かに「関心を寄せる」ということ。そこに「意味」と「希望」があるのです。
あなたにもきっと経験があると思います。
人を好きになり、その人のことをもっと知りたくなった経験が。
今まで全然、関心がなかったのに、その人が好きなスポーツをつい見てしまったり、その人が話題にしていたものに興味が湧いてきたり、その人が持っているものを自分も買いたくなったり。
こういうのって、その人に関心を向けるようになったがゆえに起こることですよね。
人間って基本的に、「自分に関係ないもの」には無関心なもの。
世界はこんなに広いのに、慣れ親しんだ狭い世界のなかに安住してしまいがちです。
でも、「自分に関係ないもの」が多い人って、あまり魅力的ではありません。
あなたの周りの人のことを考えてみてくださいね。
自分の子供の話しかしないとか、同僚の悪口にしか興味がないとか、仕事の成績のことしか考えてないとか、そういう人っていませんか?
こういう人たちは、たとえどんなにキレイでもカッコよくても仕事や家事がよく出来ても、周りから「魅力的」とは思われていない場合が多いはずです。
「この人、魅力的だな」と私たちが思うのは、どんな話題を持ちかけても楽しそうに乗ってくれたり、いろんな情報を発信してくれたり、違う面をどんどん見せてくれたりする人。
要するに、いろんなことに興味を持っていて、世界を広げ続けている人こそ魅力的に見える人なのです。
とはいえ、「私も魅力的になりたいから、いろんなことに興味を持とう!」と決めても、実際のところ「自分に関係ないこと」に興味を持つって結構、苦痛です。
欲しいものが何にもない店を、興味深くしっかり見て歩くなんてきっと無理。すぐ飽きてしまいます。
新聞を隅々まで読もうとしても、興味のない話題の話は頭に入ってきません。「どうでもいいよ」と思えてしまいます。
それなのに……
誰かを好きになると、どうでしょう。
「あ、この店、彼(彼女)が好きだって言ってた店だ」と思えば、ワクワクしながら商品を眺めてしまったりしませんか?
「この事件の話、彼(彼女)がこのまえ、いろいろ語っていたっけ」と思うと、新聞記事を真剣に読み始めてしまったりしないでしょうか?
これらは全部、人を好きになると、「その人を取り巻く世界」に関心が向くようになるからです。
その結果、自分の関心の範囲はね、思いがけない広がり方をしていくことになります。
おかげであなたは間違いなく今まで以上に魅力的になっていきます。
それって素敵なことですよね?
結局、人を好きになるって「自分以外のものに関心を寄せやすくなる」ということ。
そのおかげで「世界が広がること」です。
たとえば、好きな俳優が出来ると、その人の作品をいろいろと見たくなりますよね。
そうすると、他の俳優さんや監督にも興味が出てきて、また違う作品に触れることになったりします。
いつの間にかドラマや映画全般に詳しくなっていて、たまたま知りあった相手と、ドラマや映画について語り合えたりして、そうやって仲良くなった相手が、あなたに仕事のチャンスをもたらしてくれたり――そんな感じで、あなたの「魅力」は「福」を引き寄せるものになっていくでしょう。
そうです。まるで叶わない片思いを続けていたとしたって、その片思いのおかげで広がった世界はあなたの「宝物」なのです。
その恋が片思いで終わってしまったとしても「意味がなかった」なんていうことには決してなりません。
好きな人への関心から広まっていった関心は、必ずあなたに次の出会いをもたらすでしょう。
人生に「無駄なこと」「意味のないこと」なんてひとつもないということを実感する日がきっとやってきます。
この希望を胸に抱いていれば、「好きでいるのを止めなきゃ」と焦る気持ちは消えるはず。
焦らなくても大丈夫。世界が広がるうち、自然にあなたの心は動いていくでしょう。