〜監修者の部屋〜
June’s Diary
2019/3/8更新
負けてもいい……その想いこそ実は、「勝つ秘訣」なのです

今年の冬は、受験生のお母様や、ビジネスの現場で厳しい競争を勝ち抜こうとしている方から、「未来を占ってほしい」と頼まれることが多かった気がします。

みなさん、望んでいるのは、もちろん勝つこと。

負けることになるのが怖くて、
そんなことになったら、どうしていいか分からないくらい、気持ちが恐怖に傾いていて、
だからカードに未来を尋ねずにはいられず、みなさん、鑑定を受けにいらっしゃいました。


そういう不安なお気持ちが痛いほど分かります。
ですから、カードを引くとき、私も少し緊張します。


ただね、
負けたっていいという気持ちも大切だと私は思うのです。


そもそも、スポーツでも、勉強でも、コンクールでも、商売事でも、
どんな世界であろうと「一度も負けなし」のナンバーワンになれるのは、たった一人だけ。

そこに参加している残りの全員は「負け」を経験することになるのが現実です。


だから「負ける」というのは特別なことでもなんでもありません。
誰も経験していく普通のこと。

「勝つのが普通」ではないのですが、負けることはあって当然です。


もしね、「自分だけは負けなしでいられるはず」なんていう“おごり"を抱いてしまうと、この世界から深く傷つけられるときが、いつか来るかもしれません。

理想と現実のギャップが大きくなりすぎると、人は傷つきます。

「こんなことが自分に起こるべきではないのに!」と、誰かを呪いたくなるものだし、行き場のない怒りが自分自身に戻ってきて、その魂を傷つけてしまうのです。


もろちんね、「できることなら勝ちたい……」と思うのは、とても健全なことです。

それが単なる“希望"なら、なんの問題もありません。

それはとても素敵なことです。

その希望を叶えるために努力を重ねて、とにかく、やれるだけのことをやって、そうしたら、あとは天に運を任せておくことです。

そうすれば、結果を待っているあいだだって不安や恐怖にさらされはしません。
落ち着いた心を保っていられます。


いっぽう、「絶対に勝たなきゃいけない」という“命令"を自分や他人に課すのは危険なこと。
その無茶な要求に、いつの間にか心が押しつぶされていきます。
結果を待つのが不安すぎて、いても立ってもいられない恐怖を味わうことになってしまいます。


それにね、「勝たなきゃいけない」という無茶な課題を、自分や自分の大切な人に課してしまうほうが、負けを生む可能性が高まります。


頑張って勝ちたいね!
勝てたらきっと嬉しいよね!

だけど、負けたっていいんだよ。
負けるのは全然、普通のことなんだから……。


もし今のあなたがね、競争にさらされる苦しい日々を送っているなら、ときどき、こんなふうにつぶやいてみてくださいね。少しは気がラクになるはずです。


心がプレッシャーから解放されると、カラダの緊張も解けていきます。
そうしてこそ、勝てる見込みは必ず出てきますよ。

だって「気負いのない身体」からは、「プレッシャーで固まっている身体」からよりも、ずっとずっと高い確率で、持ち前の実力、魅力が発揮されるものだからです。

ガチガチになっていたら、いつも通りの力を試験会場やプレゼンの場で出せるわけはないですよね。


ですからまず、心の緊張をていねいに、ゆっくりと、ほどいていってくださいね。
リラックスすればきっと上手くいくでしょう。

どうか、あなたとあなたの大切な人に、勝利の女神が微笑んでくれますように……。

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