〜監修者の部屋〜
お悩み相談
キー坊さんからのお悩みメール
ジューン先生こんにちは。初めてメールします。

私は8年前に主人を亡くし、3人の息子と暮らしています。
私には現在、片想いの男性がいます。その方は私のパート先の店長です。その店で働くようになって、4年がたちますが、最初の内は和気あいあいとやっていました。

ところが、去年の7月ぐらいから、彼が口をきいてくれなくなりました。

ひどい時は挨拶しても無視されます。他のパートさんとは仲良く話しているのを見ると、悲しくなってきます。

何度か辞めようかとも思いました。

彼とはこれからどのように接すればいいのでしようか。


ジューン先生からのお返事
キー坊さん、こんにちは。ジューンです。

お悩みを読んで、ものすごく胸が痛みました。

カードを引いてみたところ、その彼は、あなたが自分に想いを寄せてくれていたことに気づいていらっしゃるようです。
そして、口を聞いてくれなくなったのは、キー坊さんの恋心を「受け取れない」という彼なりのサインのようなのです。

というのも、カードの結果から見ても、生年月日から見ても、彼は「正しさに従う人」。もしかすると結婚されているか、あるいは、おつき合いされている方がいるのでしょう。
「他の異性からの誘いに応えるわけにはいかない」という意識が読みとれます。

でも、それを「口を聞かない」という形で表現しなくてもよさそうなものですが、彼の内心には、あなたに好意を返せないことへの罪の意識があるのです。

ちょっと、ややこしい話に聞こえるかもしれませんが、彼は自分の罪の意識を、キー坊さんに転化しています。つまり、「悪いのは自分じゃない。応えきれない気持ちを寄せてくる相手のほうが悪いんだ」というふうに考えることで、罪の意識から逃れようとしたのです。

なぜなら、つねに「正しくありたい」と願っている彼にとって、「悪いな……」と感じることには抵抗があります。自分を悪者だと感じないためには、相手を悪者だと思うようにするしかありません。

こうした心理の過程は、ほぼ無意識のうちに進んでいます。責任転嫁をしていることに対するハッキリとした自覚を彼は持っていないでしょう。
でも、そのせいで、時間が経つにつれて、自分が心のうちでやってしまった「正当化」がどんどん強化されています。
もはや、あなたの顔を見るだけで、「なんだか分からないけれど、とにかくイヤな気分になる」という段階に来ているはずです。

彼がキー坊さんを見てイヤな気分になるのは当然のこと。だって、彼の「魂」は自分がしていることを知っています。
「自分は彼女に自らの罪を押しつけ、「別にオレが悪いんじゃない」という自己欺瞞にしがみついているんだ……」
そんなふうに、彼の魂は、真実を読みとっているのです。

人って難しいですね。
「よい人間でいたい」と思う気持ちがあるのに、そのせいで「悪者」になるのを恐れてしまう。他人に罪を転化してしまう……。
もし彼が、キー坊さんに向けて、「好きになってくれたのに、本当に悪いんだけど、その気持ちには応えられないんだ。ごめんね。」と言えたなら、最初は気まずかったとしても、いずれ単なる仕事仲間に戻れたのだと思います。

仕事を辞めてしまわれてもいいと思いますが、お子さんたちを1人で育てていかれるのは大変なことでしょうし、だからこそ、辛い状況に一年も耐えていらっしゃったのでしょう。本当に立派だと思います。
ですので、辞める、辞めないを考えるまえに、私がお話した視点から、彼のことを見つめ直してみてください。

「悪者になりたくない」という願望の強い人は、物事の責任を人のせいにしがちなところがあります。もしかすると、仕事のシーンでも、「これもまた、あいつのせいだ」とか「天気や景気が悪いからだ」などの言い訳が目につくかもしれません。

キー坊さんの好きな人のことを、こんなふうに悪く言ってしまって申し訳なく思います。
でも、キー坊さんが悪いわけではないことを伝えるには、彼の性格の問題を知っていただくしかないかと思って、これを書いています。

もちろん、彼にもいいところ、魅力的なところはたくさんあるし、それに、こうした性格の問題は誰しも少しずつ抱えているものです。
ですから、彼を責めるでもなく、自分を責めるでもなく、ただ、この問題を客観的に捉えていただき、こうなってしまった原因をつかんで、その苦しみから少しでも解放されてくだされば幸いです。

キー坊さんの恋心が冷めてしまえば、彼の心にある罪の意識も消えていき、以前と同じような、和気あいあいとした仲に戻れるでしょう。そういう日が早く訪れることを願っています。

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