〜監修者の部屋〜
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うささんからのお悩みメール
三児の母です。現在、夫の実家で夫、義父母、義曾祖母、夫の姉とその子供たちと同居しています。

ちょうど一年前、夫の姉が離婚して自分の子供3人を連れ、実家に帰ってきました。夫の実家は専業農家で、姉も家から給与をもらい働いています。離婚する直前まで姉達の家を建てる計画でしたが、それもなくなり、いつまで姉が家にいるのか毎日不安です。自分の子供もあわせるとまだ幼い6人もの子供が家の中で毎日暴れている状態で、心の休まる時間もなく、私の心に余裕がない為、子供にきつくあたってしまいます。そして自己嫌悪に陥り、その繰返しなのです。

そして、夫は毎日集まりで夜も家にいません。ひどいときは月に5日しか夜は家にいません。更に休みはほとんどない為、子供とのコミュニケーションもあまりとる時間もありません。相談したくても、会話する時間もなく、私一人で溜め込んでしまう始末。そんな夫を見ると、話しもしたくないしイライラしてしまい会話になりません。

けっこう精神的に限界で今、実家に帰ってきています。少しの間、実家から子供を学校に通わせようとも考えています。このままでは、お姉さんが好きだったのに嫌いになってしまいそうなんです…


ジューン先生からのお返事
うささん、はじめまして。
どれだけ強いストレスが今、うささんの心にのしかかっているか、ゆとりが失われているか、このメールを見て、心が痛みました。

実家に帰っていらっしゃるなら、そこでゆっくり心を整えてくださいね。
「戻らなければ」と焦る気持ちがあるかもしれません。なにせ、うささんは、その胸のうちに「理想とする自分の姿」をハッキリと持っている方です。そして、そのための努力を惜しまない人です。

ただ今は、その理想像と現実のギャップが大きすぎて、魂が悲鳴を上げている状態です。このギャップを少しでも埋めていくことが、きっと「救い」につながると思います。

そのためには時間も必要です。実家にいられるあいだは、そうしてください。今、慌てて戻る必要は少しもありません。

それにしても、まるで玉つき衝突のようですね。お姉さんが自分の居場所を失い、自宅に戻り、そのためのゆとりを失ったスペースから、今度はうささんが出ていく……。そのスペースの秩序を守るべき立場にあるはずのご主人は、家の外のことに魂を奪われているのも気になります。

でも、みんながそれぞれ、最適なテリトリーに戻れる日はきっと来ると思います。自然の秩序を乱す「嵐」の到来は防ぎようのないものですが、いずれ去っていくものだからです。

ご主人や、お姉さんを嫌いになってしまいそうに感じるのは当然の状況なのに、そんな自分がイヤだと思い、苦しんでいるのは、他人よりも自分に厳しい、うささんだからこそだと思います。でも、今は自分に課すハードルを下げてください。

人に「優しくする」のが難しいなら、今はそれを放棄しましょう。優しくなれなくていいのです。
子供に当たってしまっても大丈夫です。いつか、お母さんが辛い時期にいたことを分かってくれるでしょう。
ご主人と無理に会話しなくてもいいです。あなたが彼の態度に怒っていることを、もう知らないと思っていることを、無言で伝えておけばそれで十分です。
お姉さんを嫌いになってもかまいません。ただし、「今は嫌い」と思ってください。状況が変われば、再びお姉さんに対する気持ちも変わってくるでしょう。でも今は、一時的に拒絶してしまいましょう。状況がまえとは変わってしまったのです。気持ちもまえと変わってしまうのは当然です。

夏には涼しい服を着て、冬には温かい服を着る……それと同じような感覚で、「人に対する自分の態度」を切り替えてみてください。ずっと一定の人格を保とうとすることは、移りゆく人生を乗り切るさまたげとなることがあります。
春には誰しもほがらかになれます。厳しい冬には心がうつむくものです。うささんは今、冬の嵐のときを通過しているわけですから、ほがらかでハツラツとした優しい人ではいるのは無理です。キツイ言葉や表情も、嵐から自分を守るためのヨロイのようなものです。
そうやって身を守ることで、この時期を乗り越えてください。春が来るまでは、安全な場所で、静かに魂を休めましょう。
心が沈んで苦しいときは、どうぞまたメールをください。私に出来る限りの励ましをここから送りたいと思います。

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