〜監修者の部屋〜
お悩み相談
かよさんからのお悩みメール
はじめまして、ジューン先生。かよと言います。少し前から気になりご相談もかねて今日登録させていただきました。
私には、1年ほど前から、同じ職場で出逢いお付き合いをしている彼がいるのですが、彼は私とこの先も一緒に居たいと思っているのか悶々と考えてる状態が続いています。
と言うのも去年の2月頃に彼のお母さんがご病気になり、入退院を繰り返すことになりそうだと、お母さんのお世話をするため今の職場を続けるのは難しいと言い、辞めてしまいました。
それからなかなか会えない時間が続き、最初のうちは数週間に一回会っていたんですが、今は会っても数カ月に一回の状況です。まだ付き合いだてだったので彼のお母さんには一度も会ったことないんですが。。。
私なりに(自己満足かも知れません)少しでもいい、彼の支えになればと近場の温泉に行ったり、食事に誘ったり、もし何かあれば、私が答えられる範囲で相談や話を聞いていました。
そして、去年の冬12月頃に彼のお母さんが亡くなってしまいました。
それを知ったのは、今年に入って。私からの新年の挨拶の返事で知りました。
「何で知らせてくれなかったんだろう?」と思ったんですが、実は私も10数年前に兄を事故で亡くしているので、境遇は違っても多少なりとも身内の人が亡くなる辛さは知っていたので、変に慰めの言葉はかけませんでした。
ジューン先生からのお返事
かよさん、はじめまして。
ご相談のメールを寄せてくださって、ありがとうございます。
ただ、ごめんなさい。
もしかすると、途中で文面が切れてしまったか、あるいは、二通目を送ってくださったのに届かなかったのか、なんとなく、途中までで終わっている感じがするメールになっています。
でも、きっと、かよさんがお聞きになりたいのは彼の気持ちなのではないかな……と思い、とりあえず、お返事書かせていただきました。
もし、違うことを尋ねたかったとしたら、ごめんなさい。
それにしても、つき合って間もなかった彼のお母様が病気になり、一年足らずで亡くなってしまわれた、というお話、心苦しくて。。
かよさんにとっては、とても複雑な心境が続く一年だったのはないかなと思います。
彼が大変だったのは間違いないけれど、かよさんだって大変でしたね。気のもめることだったでしょう。お疲れ様でした。
でも、彼のお母様が亡くなられたと聞いてから、もう4カ月ほどが経つわけで。。
いただいたメールからすると、今も彼とはあまり会えない日々が続いているのでしょうか。
だとしたら、複雑なお気持ちはますます強まっていらっしゃるかもしれません。
亡くなられたことを知らせてもらえなかったことも、やはり引っかかりますよね。
かよさん、優しいと思います。
「そういうときの辛い気持ちやショックは分かるから……」と、彼を責めたりしなかったのだと思いますが、でも、いろいろと彼のためにできることをしてきたつもりだし、正直、がまんを重ねてきたでしょう。それなのに……という気持ちになったとしても当然だと思うのです。
とにかく、彼がどんな気持ちなのかをカードに尋ねてみました。
今回はハワイアン・スピリチュアルタロットを使っています。
表れたのは『渦』のカードです。
いったん海に現れた渦は、ぐんぐんと力を増していきます。
周りのボートを破壊する勢いまでに育った渦は、時間が経っても、なかなか旋回が止まりません。
お母様の病気によって、彼の心に生じた渦とは、「自分には、どうにもできない」という無力感の渦だったのかもしれないな……と、そんなことを、このカードを見て思います。
もちろん、最初はお母様の病気をね、自分には治せないという無力感だったわけですが、それがどんどん大きな心の渦となり、あらゆることに対する無力感や投げやりが生まれてしまいました。
かよさんには、甘えていらしたんだと思います。
無力感って、鬱(うつ)に少し似ています。
うつ病みたいに何もできなくなるわけではないけれど、活動力や思考力、決断力が低下します。
最低限のことしか考えられない状況のなか、「なんでもしてあげたい」と思ってくれるかよさんとの関係は、かよさん任せになっていき、なにかもう、自分からは自発的に動けなくなっていったのでしょう。
本当は別れたほうがいいと、そんなふうに思っていたこともあったはずです。
でも、そういうことを伝えるのって、すごく力のいること。
そのエネルギーは彼にありませんでした。
そのため彼は、「たぶん、そのうち、彼女のほうから離れていってしまうだろう……」という、諦めのような、自虐のような、そんな気持ちでいたのです。
お母様が亡くなられて、一区切りがついたとしても、気持ちの渦は止まらないまま。
つまり彼は、かよさんに決断を任せてしまっているんですね。
かよさんがお聞きになりたかったことが分からないので、今回はこれだけ伝えさせていただきますが、もし、彼との関係を続けていきたいと願われているのであれば、辛抱強く、彼に働きかけていっていいですよ。
「迷惑なんじゃないか……」と不安にならないでください。
「ああ、この人には、恋という、とてもエネルギーのいることに対する思考力や決断力がなかなか戻ってこないんだな」と考えてください。
ただ、彼のなかに負い目はあると思います。
かよさんが尽くしてくれたというのに、ダメダメだった自分を思い出すと、なんだかもう、かよさんに合わせる顔がない気がしてしまうんですね。
そういう意味では、一度距離を置いてみるほうが、彼のなかの負い目が消えていき、まっさらな状態に戻ってから、やり直すことができそうです。
どちらにしても、残念ながら今の彼には決められないと思います。
かよさん自身が決めてあげられるなら、そうしてあげてくださいね。
それにしても、本当に辛かったでしょう。
大切な相手が苦しんでいるのを何もできずに見ていたのは、彼もそうですが、かよさんもそうだったわけで……。
これがどれほど辛いことか、分かっている2人です。
だから、本当はお互いを労わり合えるはずなのにね。。
他に聞きたいことがあれば、どうぞまたメールをください。
中途半端なお返事になっていたら、ごめんなさいね。