〜監修者の部屋〜
June’s Diary
2018/2/16更新
甘え下手で、「甘え方が分からない」と思っているあなたへ

ん? みんなが言っている「甘える」という言葉の意味、なんだかおかしくない?

そんなふうに感じる出来事がありました。


Amebaブログに毎週、ハワイアン・スピリチュアルタロットの一枚引きの結果を書いています。

今週、出てきたカードは、愛らしいバラを描いた『ロケラニ』でした。

「愛されること」を意味するこのカードは、甘え上手な女性のイメージです。

そのため、「今週は甘え上手を目指しましょう」
と書いたのですが、
「私、甘えるのが下手なんです……」という声をよく聞きます。

悩み相談を寄せてくださる方のメールにも、「私は彼に上手く甘えられないので……」と書いていらっしゃることもあります。

ということは、
「甘え上手になりましょう」と言ってみても、
「それは無理……」
と思われてしまうかも。。

そう考えて、何か簡単なアドバイスはないものかと、他人頼みでネットを検索してみたところ……。

ん? 甘えるって、そういうこと?!

と思う内容がザクザク見つかり、頭をかしげてしまったのです。


たとえば、とあるサイトには、
「彼に迷惑なのではないかと、遠慮して甘えられない女性は多い」みたいなことが書かれています。

別のサイトには、「可愛い甘え方」として、
上目遣いでお願いするとか、
スキンシップをしながら愛をねだるとか、
「ねぇ、いいでしょ!」と可愛く言うとか、
そ、それって「甘える」じゃなく、「媚びる」の間違いでは?? と思うことが羅列されています。


なるほど、なるほど。

こういうことを「甘える」というなら、
「私はそういうのは苦手……」とか「甘える女がモテるって何かイヤ……」と感じる女性が多いのは、当然だなぁと思ったのでした。


私が『ロケラニ』のカードからのメッセージとして伝えたかったのは、
「ねぇいいでしょ、これ、買ってよん♪」なんていうふうに、
「可愛いおねだりをすることを目指しましょう」――ということでは全然ありません。

そのあたりは、ブログにも書いたのですが、
「これして!」という要求を異性に上手く出来るのは「おねだり上手」という別のワザです。


「甘え上手」というのは、「要求する」という積極的な行動ではありません。
むしろ、「受容」という受け身な態度です。


自分から働きかけることを「甘えること」と考えてしまうと、「どういうふうに上手く甘えたらいいのか分からない……」と感じてしまいます。

そのうえ、「私は子供のころから、親に何かをねだるのが下手だったし……」などと、自分の哀しい過去まで振り返り、ますます苦手意識が出てきてしまうでしょう。

そういう場合は、「甘える」の意味を脳内で書き換えてしまってくださいね。


「甘える」というのは、「甘ったれる」ことではなく、「甘んじる」ということ。

誰かが好意でしてくれることを「甘んじて受け取る」ことが、人に甘えることなんだと認識してみてください。

たとえば、友達と一緒に買い物に行って、レジに並んだとき、
「いいよ、先に」
と言われたら、
「じゃあ、お言葉に甘えて、お先に……」と言う感じで、会計を先にさせてもらう。

そのとき、あなたは友達の好意に甘んじているわけです。

そこであなたは積極的な行動をしていません。
「ねぇ、いいよね、私が先にレジ済ませてもいいでしょ、ねっ!」などと、おねだりするのは甘ったれること。

でも、「どうぞ」と言われて、「ありがとう。じゃあ先にさせてもらうね!」というのは甘んじること。

甘ったれるのに抵抗がある人でも、これなら問題なく出来ますよね?


媚びなんて売らなくていいのです。
(もちろん、売りたければ売っていいのですが、売れないものを無理に売る必要はありません)

でも、「甘んじる」ことは心がけておきましょう。

「いいよ」と言っているのに、「いやいや、あなたのほうが先に済ませて! 私はいいから!」というふうに、相手の好意を拒否するのは、まさに「甘え下手」。
これが「あんまり可愛くない人」です。


こういうふうに考えれば、異性に対してだって、甘え上手になれるでしょう。

友達に対するのとまったく同じでいいからです。


彼が「ここは払うよ」とか「ほしいの? 買ってあげようか?」とか、「その荷物、持ってあげるよ」と言ってくれたら、その好意に甘んじて、「うれしい、ありがとう!」と言えば、それで十分、可愛い女性です。

「お金ないんだぁ。お願い、払って!」とカワイクおねだりしなくても、あなたは十分、可愛い人なのです。


とにかく、「要求」ではなく「受容」こそが甘えの基本。
苦手な人は、そう思っておくといいですよ。

でも、そんなくらいで「可愛い」ものなの?
と思う人もいるかもしれません。

だとしたら、あなたはどうでしょう?

自分の好意や親切を、うれしそうに受け入れてくれる人がいたら、可愛い人だな……と感じませんか?

少なくとも、「いや、いいですから!」と突っぱねてくる人よりは数倍、可愛いはず。

好意や親切に他人に贈りたい気持ちは誰しも持っているもの。
それを受け入れ、「甘えてくれる人」がみんな好きなのです。

もし恋人から「たまには甘えろよ」と言われてしまったなら、そこには「頼ってくれよ」という気持ちが含まれているはず。

自分からおねだりする必要はないけれど、
彼がさりげなく差し出してくれている好意や親切を気持ちよく受け取るようにしてくださいね。

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