〜監修者の部屋〜
June’s Diary
2019/11/29更新
不幸から抜け出せない理由は「方向転換がヘタだから」です

今年もそろそろ終わり。

一年間、いろんな方の鑑定をしてきましたが、最近思うのは、「悩みを抱えている人には二種類のタイプがいる」ということです。


ひとつのタイプは、不幸に陥っても、そこから脱出するのが上手い人。

もうひとつは、不幸にハマり込むと脱出できず、長いあいだ、苦しい人生を過ごしてしまいやすい人です。


このふたつのタイプを分けるもの。
それは「方向転換」が出来るどうか――これにかかっている感じがします。


すぐに不幸を抜け出せる人は、方向転換が上手です。

鑑定で、「その人との恋について、今すぐはちょっと……」とお伝えすると、

「そうですか……。
では、他の出会いって今後、ありますか?」とか、

「恋がダメなら、今の仕事でもっと成功する方法はありますか?」とか、

頭をサッと切り替えて、別のことを尋ねようとなさる方がこのタイプです。


上手く行かないことに執着せず、他の道を探る姿勢。この「方向転換」のうまさって幸せや成功をつかむために欠かせません。

人生で何らかの障害にぶち当たったら、そこでちゃんと方向転換して、違うほうに進むこと。これが大事なのです。


そんなの誰でもできるように思いますよね。
ところが、そうでもないんですね。


「方向転換」がすごく苦手な方もいます。

たとえば、先ほどと同じく、
「その人との恋について、今すぐはちょっと……」とお伝えすると、

「えー、でも、なんとかなりませんか?」
とか、
「うーん、待っていれば変わりますかね?」
とか、
方向転換する気は微塵もなくて、「誰かなんとかして」という運頼みになってしまう方がやっぱりいらっしゃるんですね。


これを読んで、
「私もそのタイプ! ヤバいの?」
と、不安になった方がいらしたらごめんなさい。


ヤバいわけではありません。

「そんなんじゃダメだ!」とお説教したいわけでもありません。

ただ、「方向転換の拒否」という姿勢は「不幸から抜け出せない体質」につながるのは確かなこと。


それに、人生って永遠ではありません。

苦しいことを半年、1年と続けて、ようやく幸せになるよりも、「他にも幸せになる方法があるかもしれない」と考えて、方向転換してみることも考えられるほうが圧倒的に「幸せなれる可能性」は高まります。


とはいえ、何かに必死になっているときって
「絶対にこれじゃなきゃイヤ!」
と思ってしまうことがあるんですよね。


たとえば、最近の私はネットで洋服を買うことが多いのですが、
チェックしておいた商品をいざ、買おうと思うと売り切れになっていて、
「え―――っ、昨日まで在庫5点って書いてあったのにぃぃぃ」
と、地団駄を踏むことが続いております。


不思議なことに「ない」と言われると、なんとしても欲しい気持ちがムクムク。

似たような商品はあるんだから、他を探せばいいのに、在庫に変化がないか、翌日以降もチェックしたり、他のネットショップで探したり、リアル店舗で聞いてみたり。。


でも不思議なもの。
リアルな店舗で、
「1点だけございます。ご覧になりますか?」
と言われると、

わーいと喜びながらも、
「よし、しっかりチェックして、よければ買おう。
あ、でも、ここに置いてあるのもいいな、こっちにしようかな……」
なんてね。

さっきまでの執着ぶりはどこへやら。
結局、私は「ない」と言われたことが悔しくて、「方向転換」ができなくなっていただけだと気づいたりするのです。


私は洋服でさえ、そうなのですから、みなさんが好きな人や、やりたい仕事をそう簡単に諦めたりできないお気持ち、すごくよく分かります。


それに、諦めるのが苦手な人って、頑張り屋さんが多いです。

どんなに辛く、苦しかろうと粘って粘っていける人にしかつかめない幸せは絶対あるし、最後に笑うのは、そういう方なのかもしれません。


……と言ってもね、人生は有限です。
「無限」ではありません。


そもそも、方向転換というのは、あきらめることとは違うんですね。


たとえば、好きな人にフラれたら、いったん方向転換して他の出会いを探してみて、そうしてみた結果として、「やっぱり他の人じゃダメだ!」と思ったら、また帰ってくればいいのです。

とにかくじっと、その場で粘り続けるよりも、
方向転換、方向転換……これを繰り返してみてくださいね。

そうやって紆余曲折するなかで、思いがけない幸せが見つかったりします。

私のようにリアル店舗に行ってみることで自分の本心が分かったりすることもあります。


とにかく、これだけは覚えておいてくださいね。

思い通りにならないことが不幸なのではありません。
思い通りにならなければ、方向転換すればいいだけなのです。

不幸な状態というのは、思い通りにならないことに執着して、そこに居座ってしまうこと。そして、どうにも自分を動かせなくなってしまうことを「不幸」というのです。


「これ」がダメなら「あれ」はどうだろう?
……そういうふうに頭を切り替えてみることが自分を救う場合は多いもの。

こんな人生の知恵も、ぜひ覚えておいてくださいね。

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