〜監修者の部屋〜
June’s Diary
2020/12/18更新
「終わりよければすべてよし」という言葉の深〜い意味を見つけました

1年が過ぎるのが早いですね。もう12月も半ばを過ぎました。

今年も私はいろんな本を読みましたが、そのなかで気になった一節のお話を今日はしたいな、と思います。


その本には、「終わりよければすべてよし」という、よく言われている言葉について、「それって本当なんだよ!」と書かれていたのです。


本のタイトルは『幸せのメカニズム 実践・幸福学入門』。

ロボット工学から認知心理学、脳科学など、幅広いジャンルの研究をされている大学教授の方の著書なんですが、難しいことはおき(笑)、この本のなかにはこう書かれた一節がありました。

「もう終わってしまった過去のほろ苦い恋愛を思い出してみてください。悲しかった出来事や最後の悲しい別れを思い出しますよね。途中にはいいこともたくさんあったのに。」

これは、『ピーク・エンドの法則』という心理学者が見出した法則についてのお話です。


これまた難しい話は置いておき(笑)、人間ってね、過ぎた過去については最初からおしまいまでを均一に覚えていたり、思い出したりするわけではないんですって。


恋愛に限らず、何かの物事のなかで私たちがよく思い出すのは、「一番良かったピークのとき」か、あるいは「おしまいのとき」のエピソードなんだそう。

だから、勝利で終わった恋や仕事なら、「なんだかんだあったけど、よかったね!」という“ハッピーエンド”が記憶に残ります。途中の苦労は忘れます。

いっぽう、「幸せだったのに最後はサイアク!」という終わり方をすると、“最悪の部分”が記憶に残ります。途中の幸せは忘れてしまいます……。


そういうことを説明してくださったうえで、この本の著者は言います。

「長い苦労も耐え抜いて、最後がよければすべてよしである。逆に楽しいことが長く続いても、最後が悪ければ台無しである」と。

つまり、「終わりよければすべてよし」とはよく言うけれど、それだけじゃなくて、「終わり悪ければすべて悪し」となる可能性もあるってことでしょう。


そのうえで、著者の言葉はこう続きました。

「だったら辛いときも途中であきらめずに、しつこくしぶとく続けた方が幸福を得る可能性が高いということです。」と。

なるほど。この言葉は今のあなたが苦しい恋をしていたり、苦しい勉強や闘病などを続けていらっしゃるなら、きっと心に染み入るはずです。。


いっぽう、こんなことも書いてありました。

「逆は、現実逃避の刹那的な楽しみ。あとで辛いことが待っているけれど、やりたくないので、とりあえず楽しいことをしてしまおうという態度。人間、誰しもありますよね。でも、これはよくない。あとでどーんと辛いことが来たら、途中の小さな幸せは吹き飛びます。」と。


なるほど、なるほど。

現実逃避がよくないのは、「不真面目だから」なんかじゃなくて、いくら人生を楽しんでいても、後回しにしてきた苦労を片付けなければならなくなったとき、これまでの楽しかったエピソードが頭から消えてしまうから、ということですね。


やっぱり人生、「王道」が一番。

大変なこと、苦労することをちゃんと片付けて、やり遂げた喜びを感じるのが「幸せ」になる秘訣みたいです。


みなさんにはぜひ、今年1年を「辛いこともあったけど、いい年だった」と思えるようにしていただきたいなと思います。

もちろん、私も頑張りますよ!

「来年でいいや」と思わずに、残っている用事や仕事を片付けて、すっきりした気分で年末を迎えられるように……さぁ、残りの12月、頑張っていきましょうね!

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