〜監修者の部屋〜
June’s Diary
2022/8/26更新
運命の「お勧め」を拒否しない! 拒絶するのはもったいないから

この夏は母を連れて、実に3年ぶりに旅行に出かけました。
行先は熱海。温泉のあるホテルです。
母と温泉に入るのは、これが人生でなんと、まだ2度目!
一般的には「家族で温泉旅行」ってありふれている気がします。
でもうちは正直言って、かなりクセの強い家庭だったので(苦笑)、「親子で温泉に浸かる」という当たり前の機会を得るのがなかなか難しかったのでした。
そして、3年前に初めて母を連れて温泉に行ったときのこと。すごい話があります。
旅館について「さぁ、温泉に行こう」と声をかけたら、「私はいいわ。一人で行って来て」と言う母。これは参りました。だって何のために温泉に連れてきたのやら……。
しょうがないので、とりあえず夕方、ひとりでお風呂へ。でも、その後も何度か誘って、寝る前に改めて「もう一度、お風呂行くけど行かない?」と聞いたら、しぶしぶ、OKが!
日ごろから母はちょっと変わっています。若いころに温泉に行ったことはあるらしいですが、何十年も行っていないらしく、そのためどうも、年老いた今、「人前で裸になる」というのが嫌だったみたいなのです。
でもいざ、お風呂に入ったら「あら、いいじゃない。こんなに気持ちいいのね」と大喜び!
そして母はぼそっと言いました。「私って楽しいことに誘われても、いつも断っちゃうのよ。いろいろ損してきたわね……」と。
温泉なんかいっても老体をさらして恥ずかしい思いをするだけ……そんな思い込みが解けたときに出てきた本音を聞いて、私は思いました。何度もしつこく誘ってみてよかったと。
あなたはどうですか? マイナスなイメージを勝手に抱いて、誘いを断ってしまうこと、ありますか?
そうだとしても、あなたに本当に必要な体験であれば、運命は私と同じでしつこいですよ! 何度も何度もあなたのまえに「やってみるべきだ」というサインを出してくるでしょう。
たとえば、興味はあるけれど難しそうな習い事の教室の情報が繰り返し、目のまえに表れたり、気になる異性の話題が、何度も耳に入ってきたりするかもしれません。
そういうときに、「これはもう運命に従うしかない」と観念するって大事です。
そうすればあなたもきっと、うちの母みたいに「なんだ! やってみてよかった」と思う経験ができるでしょう!
人生ってそんなもの。「自分には無理」とか、「失敗したら恥ずかしい」とか、「歳だから今さら」とか「お金がもったいない」とか、いろいろ考えないでやってみてください。
あなたが拒絶しているのは、実のところ、気持ちのいい温泉に入るのと同じくらい簡単で楽しいことなのです。
なぜなら、人は未知の世界が怖いんですね。本当は怖くないことでも怖がってしまうだけなんです。
冒険を恐れたせいで晩年になって「いろいろ損をしてきたかも」と思った母……。そのつぶやきを聞いて、みなさんにはそんな想いをしないでほしいな、と思って書いてみました。
みなさんのお役に立ちますように。。