〜監修者の部屋〜
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りんごさんからのお悩みメール
いつも先生の占いやブログ、拝見しています。先生の言葉は優しくて、心にすうっと響きます。

好きな人がいました。私も彼も既婚者同士でしたが、彼は私と「恋」ではなく「愛」を学びたいと言ってくれました。

お互いの立場は理解していましたが、私も彼と「愛」を学びたい、彼とならこの先どんな形かは分かりませんが「愛」を学んでいくことが出来ると思っていました。

しかし、仕事の多忙さや家庭の事情などあり、次第に彼の気持ちや態度に変化が訪れました。

私はそんな彼の変化のスピードについていくことが出来ず、一時は自分を見失い、否定してしまうことも……。それでもなんとか自分を取り戻し、自分の気持ちや彼自身と向き合おうとした矢先、彼からは拒絶とも受け取れる言葉を言われました。

男女関係なく、人として純粋に彼に惹かれ、彼のことが好きでした。
彼の言葉を信じて、彼も同じ気持ちだと思っていたので、彼の拒絶は頭では理解出来ても、心は未だに受け止めきれてないようです。

彼は共通の趣味のサークル仲間です。彼からの拒絶の言葉以来、私は彼を避け、サークルには顔を出せていません。

逃げている自分は嫌なのですが、彼と顔を合わせたとき、どう接したら良いのか分かりません。拒絶されても彼が私にとって大切な人であることには変わりません。強がりでも、精いっぱいの笑顔を見せるべきでしょうか?


ジューン先生からのお返事
りんごさん、はじめまして。

かわいいニックネームに、ほっこり。。

……と思ったのですが、大変でしたね。急転直下の恋の顛末、読ませていただきました。

「あなたと恋ではなく、愛を学びたい」と言えるなんて、彼という人はプレイボーイに近い人なんだと思います。

こんなセリフ、ふつうの日本男児からは出てきません。
こんなことを言われたなら、日本の女性はみな、クラッと来るのが当たり前でしょう。

もちろん、りんごさんが彼の言葉に惑わされた、というわけではないと思います。

そこには確かに、ふたりの魂が通じる瞬間がありましたよね。

惹かれ合うものがあって、人としても尊敬できたり理解できるところがあり、だから、りんごさんは彼に心を許したのでしょう。

それは分かっているのですが、それでもやっぱり彼の「やり方」は典型的なプレイボーイに近くて、ちょっとヒドイ。。と思わずにいられません。


ただ、「プレイボーイ」というと、女を騙す男という響きが強すぎますね。
もっと彼の本質に近い言葉に言い換えましょう。

彼という人には「劇場型の性質」があります。

この性質を持っている人は、「穏便に……」ということが出来ないんですね。

愛するときは激しく、行動するときは熱く、怒るときは激しく、去るときは一気に冷たく……。

「劇場型の性質」を持つ人は、そんなふうに、なにもかもオーバーアクション気味になってしまいがちです。

その激しさがりんごさんの心を良くも悪くも揺さぶったのだと思います。

劇場型との恋はジェットコースターです。

昇っていくときは爽快だし、谷底に落とされるときの衝撃は強烈で、恋が進むほどに、どんどん“我"を失わさせられ、おかしくなってしまいそうな恐怖に襲われます。

彼の態度が少しずつ変わっていくのを感じているのは、たぶん、死ぬほど不安だったのではないかな……と思います。お辛かったですね。。

うっとりするほど嬉しいセリフも、あまりにひどい拒絶のセリフも、このタイプの男性は平気で口に出来てしまうのですから困ったものです。「遠慮」がないんですよね。。


「彼の拒絶は頭では理解出来ても、心は未だに受け止めきれてないようです。」
というりんごさんの言葉は切ないです。。

すごく分かります。

「だって、あんなに優しい瞳で私のことを愛しそうに見つめてくれたのに、なぜ? どうして変わっちゃったの? 嘘だよね? こんなの信じられないよ……」と思わずにいられませんよね。

でも、「なにもかもがおおげさな人」という意識で彼の行動を振り返れば、いろいろと辻褄があってくることもあるのでは……と思います。


ごめんなさいね、こんなお話で、ますますりんごさんにショックを与えてしまっていたら、本当に申し訳なく思います。

でも、いただいたメールを読んでいると、りんごさんのなかには、まだ彼のもとに戻れると信じたい気持ちもあるけれど、それと真逆の「離れたほうがいい」と感じる部分もあると思います。

ただ、こんな終わりはイヤですよね。
「逃げたくない」という思いもあるでしょう。

それで心を彼から離しきれず、まるで、自らを刺したナイフを握りしめて抜かずにいるような苦しみを味わっておられるような気がして……。


元に戻ることは、その気になれば出来ます。それを望むなら、その方法はお教えしましょう。

でも、まずは、グサッと刺さった彼の激しい拒絶のナイフを胸から抜いて、その傷を癒さなければいけません。

そのためには、「そうか、彼ってそういう人か。なんか分かる気がするな。だから私、こんなふうにグチャグチャな気持ちになっちゃったんだな」と納得する必要が。

それが出来たらもう大丈夫。
立ち直っていけますからね。

今はまだ、精いっぱいの笑顔を強がって見せることなんてしなくていいですよ。

たぶん、彼のそばにいくだけで、怖くて足が震えてくると思います。

もし、ここで強がることが出来たとしたら、りんごさん、そうとうに強いです!

それなら問題ありません。その調子で、彼のまえに毅然と立って、もう一度、魅了してしまいましょう。

でも、出来なかったとしても、そんな自分にガッカリしないでくださいね。

そんなスパルタなことを自分に命じて自分をいじめないでほしいのです。

しばらくサークルはお休みしてはどうでしょう。
体調とか、家族の事情とか、適当な理由をつけて。

「でも、逃げ出すみたいで悔しい」と思わないでください。

だって、ひったくりに遭ったとき、ハンドバッグを離そうとせず、バイクに引きずられてしまう被害者の人に、「逃げないで!」という人はいません。それと同じです。

ここは逃げるが勝ちです。
これを忘れずに。。

長くなってしまいましたが、りんごさんがこの恋の傷から立ち直るまで、見守っておりますので、いつでもまたメールをください。

お聞きになりたいことでも、悲しい想いでも……なんでも送ってくだされば嬉しいです。

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