〜監修者の部屋〜
お悩み相談
ひろみっちさんからのお悩みメール
物凄く愛してる彼がいます。去年、彼が浮気をしてるのが発覚して別れを告げたのですが、反省して謝ってくれたので今回は許す事にしました。でも些細な事で彼を疑ってしまう様になり喧嘩が絶えません…また信じて裏切られるのが怖いのです。
彼を信じてても大丈夫なんでしょうか?不安です。
ジューン先生からのお返事
ひろみっちさん、はじめまして。ジューンです。
もう一度、信じて裏切られるのが怖い、というひろみっちさんの不安な気持ちも、とてもよく分かります。
どうしたら、その不安から逃れられるのか、彼を信じていいのかどうか、カードを引いてみました。
愛する彼の浮気を知ったとき、ひろみっちさんがどんな想いをしたか……それを考えただけでも心が痛みますが、きっと、さぞかし悲しい思いをしたでしょうね。「悲しい」というよりも、「ショック」という言葉のほうがふさわしかったかもしれません。
というのも、私が引いたのは、ひろみっちさんの心の内側で、なにかがガラガラと崩れていったことを示すものだからです。
そのとき崩れてしまったのは「理想」です。
どんな人間も恋に落ちるときには、相手のことを少しばかり理想化します。「この人はきっとこういう人にちがいない」と思い、それが自分の理想にすぎないとは思わず、真実だと思うのです。
たぶん、ひろみっちさんは「決して浮気なんかせず、私だけを愛してくれる人」という理想を彼に対して無意識のうちに抱いていたのだと思います。
それは理想であって、現実ではありませんでした。浮気の発覚によって、理想は崩れてしまいました。それでも、あなたは今、彼を愛しているのですよね?
だとしたら、現実の彼が今、発してくれている言葉を信じてみましょう。
実のところ、「また裏切られるかも」と思うのはおかしいのです。だって、今までひろみっちさんが信じてきたのは「自分で理想化していた彼」であり、現実の彼ではなかったのですから。
理想が崩れ去ったときに出現する「現実の恋人」を見たときに、人は二通りの反応をします。
完全に失望し、恋が冷める場合は「現実の恋人」を愛せなかった場合です。
いっぽう、あなたのように、失望のあとにも恋人への愛が続く場合もあります。そのときこそ、愛は「本物」になります。ひろみっちさんが今、愛しているのは、現実そのものの彼です。
ちょっと難しい話に聞こえてしまったらごめんなさい。でも、「物凄く愛している彼がいます」というひろみっちさんの言葉に、私はあなたの深い愛を見ています。だから不安を乗り越えて、彼にその本物の愛を与えられると思うのです。
あなたに今、必要なのは「信じてみよう」という意思です。その意思こそ、理想化の段階を終えて表れてきた「本物の愛」をここから深く育てていく栄養素です。
裏切られてもいいのです。大切なのは「信じてみよう」と思う前向きな姿勢だけ。
もし、ひろみっちさんが彼を疑うことを止め、本気で信じる姿勢を見せれば、彼はきっと感動します。一度あやまちを犯した自分を心から受け入れてくれたあなたから、本当の愛を感じるはずです。そして、もう二度とあなたを悲しませたくないと思うでしょう。
でも、彼がそう思ってくれるまでには時間がかかります。信頼と愛は時間の積み重ねによってしか生まれないものだから。
たぶん、ひろみっちさんは今、彼に向けて「私への信頼と愛を証明してみせて」と言いたいのだと思いますが、それは違います。あなたこそ、彼に向けての信頼と愛を証明してみせるべきです。それこそが「物凄く愛している」という意味なのですから。
不安が消えなければ愛せないと考えてしまわないようにしてくださいね。愛するからこそ不安は消えていくのです。……この心理をひろみっちさんが実感できる日が一日も早く訪れることを願っています。