〜監修者の部屋〜
お悩み相談
まるさんからのお悩みメール
いつもジューン先生のダイアリーや、他の方のお悩み相談を読みながら、自分に照らし合わせドキッとしたり、前向きな気持ちにさせてもらっています。
遠距離の彼のことなのですが、彼は今年大きなプロジェクトの一員として活躍し、無事成し遂げ、今は国家資格を取るべく、勉強をしています。
そんな彼の周りには有能できれいな女性が沢山いると思います。
ただ、LINEや会話のなかで、セレブな同僚の女性の話をするとき、彼は無意識に私を一段下に見てる感じがしてしまったのです。彼に悪気はないのでしょうし、まさにダイアリーに書いてあった恋愛下手な心理状態でお恥ずかしいのですが……。
そんな風に言われると悲しくて惨めな気持ちになります。もちろん態度には出していませんが、、、正直辛いです。
つき合って12年、彼は努力し、成長を続けました。一方、私はパッとしません。彼はハッキリ言わないけど、、私のことをつまらない女だと思っている気がします。
過去の先生のお返事も読み返してみました。
私が、もう彼のことは諦めなよ、と言いたくなるほどの内容を相談したにも関わらず、先生は、私達の12年という歳月を踏まえ、彼の気持ちを優しく解いてくださり……(T_T)。本当にあのときは救われました。
ただ……、最近の彼の言動を思い出しながら、彼は私を失うのが怖くはないんだな、むしろ離れてほしいのかもしれないな……と思うに至ったのです。
だから、彼との会話の自然な流れで、勉強の邪魔しないようにするね、と1週間ほど連絡をこちらからはしないことにしたんです。
すると彼から何度か連絡が来ました。このまま連絡をしなければ、自然消滅も狙えるはずなのに、、、長年の彼女がバッサリいなくなるのは、さみしいのかな、と、ちょっと冷めたことを思うようになりました。
黒猫ちゃんのシャドウキャットタロットで、占ってみたら、ふたりは追えば逃げる、逃げれば追われる関係と書かれてありました。
彼のことは愛してますが、彼の態度に振り回されるのをやめて、もう少し自分のやりたいことに意識を優先したほうがいい……そんな気がしています。
毎回苦しく気持ちの整理がつかなくなると先生に頼ってしまいすみませんが、今の状況に踏ん切りをつけるため、どういうことを心がけていけばいいのか、ヒントをいただけないでしょうか。
ジューン先生からのお返事
まるさん、こんにちは!
3通のメール、読ませていただいてますが、ここには短縮して掲載させていただきました。
まるさんが苦しんでいらっしゃるのは、彼から大事にされていない気がすること。
それから、彼が同じ職場の女性たちをまるさんよりも評価しているように思えること――この2点ですよね。
まず、最初の「彼から大事にされていない気がする」というのは、まるさんもお気づきのとおり、私が以前のダイアリーに書いた「好きな人からナメられている!」という被害妄想パターンだと思います。
ただ、まるさんの彼はね、まるさんにそういう気持ちを起こさせやすい振る舞いをすることが多い人なんですね。
今までにも彼がずいぶんとイジワルなことを言っていらした時期、ありましたよね。
私が思うに、まるさんと彼って、お互いの「弱み」をよく分かっているゆえ、不安や不満が募るとき、ついその弱い部分を突いてしまいがちなんだと思うのです。
別におふたりが特殊なわけじゃないですよ。
おつき合いが長いと多かれ少なかれ、そうなってくるものなんですね。
そして、まるさんの弱い点とは「冴えない自分」という劣等感です。
でもね、これ、彼も同じ。彼のほうも劣等感が意外と強いんですね。
以前の回答のときにも書いたかもしれませんが、「自分ってダメだ……」という意識が彼にあるからこそ、そこを突かれるとカッとなったり、反撃してきたりするところが彼にはあるわけです。
でも、彼の攻撃はまるさんの劣等感を突いてきます。そのせいで、まるさんはそれに気づかないんですね。
今回も同じです。
ただ、ややこしいのは、今回の件で彼の劣等感を煽っているのがまるさんではなく、同僚女性である点です。
あのですね、バリバリと仕事をしている「有能で、きれいな女性」って、すごく自信にあふれているのですが、でも、そういう女性たちがモテるかというと、全然そうではありません。
職場で男性と対等に張り合ってくるような有能美人というのは、正直なところ、男性陣にとってメンドウな存在だったりします。
キレイなだけなら可愛がってあげたい。でも有能ゆえ、こっちのダメなところもグイグイ突いてくるし、しかも、若いときから「いい男」とつき合ってきたのは明白! ヘタなデートに連れていったりしたら、鼻で笑われそう……。
……そんなふうに男性は、「有能で、きれいな女性」にコンプレックスを抱きがちなので、恋の相手にしないのです。
さて、まるさんからすれば、「彼は私のことをセレブな同僚より低く見ている」と感じるようですが、実は彼だって会社の女性陣に低く見られているような気がしてね、日々、劣等感を煽られているんですね。
そのせいで、ひねくれてしまった心――これをときどき彼はまるさんに向けてしまいます。
もちろん、無意識ですよ。
でも、まるさんを「私よりセレブな同僚女性のほうが魅力的なの? 悔しい……」みたいな気持ちにさせることで、彼は自分が会社で味わっている劣等感や屈辱感からちょっとだけ救われるんですね。
こういうわけで、ダイアリーのほうに書きましたが、彼はまるさんに救われています。
ややこしい心理なんですが、分かっていただけますか? どうでしょう?
まるさんから連絡しないようにしたりすれば、彼のほうが慌てて追ってくるのは当然のこと。だって今も彼の心は完全にまるさんのものです!
会社の女性たちは正直なところ、まるさんの彼のことを相手にしていないと思います。
だからこそ、彼は彼女たちの話をします。相手にされていないのが悔しくもあるのでね、まるですごく仲良くしているみたいな話をまるさんにするんですね。
そうすると、まるさんが嫉妬してくれるから彼は嬉しいのです。まるさんだけは自分を一番に想ってくれている……そう思えて安心します。
ところで、私が一番、お辛いだろう……と感じたのは、まるさんの以下の言葉です。
「つき合って12年、彼は努力し、成長を続けました。一方、私はパッとしません。彼はハッキリ言わないけど、私のことをつまらない女だと思っている気がします。」
そんなこと全然ないですよ!
そうじゃないのです。彼のお気持ち、私が代弁しましょうね。
「オレは努力している! 厳しい競争社会で頑張っている! 大変なんだよ。休日なんて疲れて、ついついデートを手抜きしちゃったりするんだ……ダメなオレだよな。。
でもオレの苦労をもっともっと伝えたら、彼女だって俺のことを許して、そしてもっと尊敬してくれるんじゃないか……。」って、そんな気持ちなんですよ。
つまり、まるさんが「自分はつまらない女と思われている……愛想を尽かされそう」と心配するように、彼のほうは「自分は優しい彼女をちっとも大事にできないダメな男と思われている……愛想を尽かされそう」と不安なんです。
ここだけは分かってあげてくださいね!
それからね、競争社会で頑張り成長していくことだけが人間の価値ではありません! そのことも忘れずにいらしてください(^^)/