〜監修者の部屋〜
お悩み相談
瑠花さんからのお悩みメール
先生の心に染みる言葉にいつも励まされています。 以前、ご相談した既婚者の彼とは少しずつですが離れることが出来そうです。最近では、彼もストレスを発散させるためだけに私と繋がっていたような感じがして…私としては「彼も忙しいし不器用なせいで上手く気持ちを伝えられないだけ」と思っていましたが、本当の彼はそうじゃなかったのかも…
でも、今でもふと「彼には新しい職場でまた素敵な人が出来たのかな?」なんて考えてしまうのはきっとまだ彼への気持ちが残っているからだと思います。
最後に彼に聞けなかったこと、もしよければ先生に占ってもらえないでしょうか? 彼は私と向き合おうとしたことはあったのでしょうか?私に何を求めていたのでしょうか?私のことが好きだったのかも疑問です。 それから、新しい恋人が出来たのでしょうか? お忙しいとは思いますが宜しくお願い致します。
ジューン先生からのお返事
瑠花さん、こんにちは。
こんなにも長く、お返事を待たせてしまって、ごめんさない。
彼への未練が少しずつでも小さくなり、ちょっとは気持ちが楽になっていらっしゃるでしょうか?
私がお答えできなかったあいだにも、「彼の気持ちは、こうだったんじゃないか……、ああだったのかもしれない……」と、色々な推測をされてきたのではないかと思います。
それでも、どの推論も今一つ深く、納得できない――そんな気持ちが続いていらっしゃるような気がして、こんなに遅くなりながらも返答を書き始めています。
まずは、一番気になることかと思いますが、今、彼に新しい恋人がいるかどうかについて、カードはノーと言っています。
その代わり、彼は今、恋とは違うところに「日々のなぐさめ」を見出しているようです。というのも、この半年ほどの彼は、仕事のシーンで憂鬱になることが多く、自分のペースを乱す相手に対するイライラも強まっているから。
対人面に疲れている今、異性との真剣なおつき合いも、彼にとっては負担に感じるもの。だから、新たな恋人を作る気にはなれないようなのです。
ただ、彼を慕ってくる異性は近くにいるようです。それでも、瑠花さんとの関係とは違い、この女性との仲は一方通行なもので、彼としては、どちらかといえば好意を受けるのを面倒に思うほうが多いよう。そんなわけで、彼の女性関係については、もう心配しないでくださいね。
いっぽう、瑠花さんに対して何を想っていたのかについて、カードはハッキリとした答えをくれませんでした。ごめんなさい。「あいまいな領域」を意味するカードばかり出てくるのです。
私が思うに、瑠花さんが今でも彼のことを思ってしまうのは、この「彼が何を考えているか、よく分からなかった」という部分に原因があるはず。
人って、分からないものに引き寄せられる傾向があります。瑠花さんは特に探求心が旺盛な人。自分が好きになったもののことはトコトン解明したい意識が、人より強いところがありますよね。
そして、カードが彼の気持ちを読み解いてくれなかったのは、彼の気持ちのコアな部分に混沌とした気持ちしかないせいではないかと思います。
人間は誰しも、ひとつの信念、ひとつの想い、ひとつの性質に規定されて生きていません。ある日は「これだ!」と思ったことも次の日には違う気分になるし、あるとき、ニュッと伸びてきた恋心や夢や希望も、しばらくするとシュッと沈んでいったりします。
それでも、ときには誰かを継続的に想い、誰かと長く確かな関係を結べるのは、なにか目に見えない縁が働いているとき……。残念ながら、瑠花さんと彼には、そういう「縁」が働かなかったのだと思います。
そのため、彼は瑠花さんに、そのときどきの気まぐれにも似た想いを見せるだけで、「本当のところはこう思っている」という確信を自分でも持てないままだったようです。
いっぽうの瑠花さんは、そうした彼の中途半端さゆえに、そして、前にもお話した心の孤独ゆえに、彼から目が離せなくなってしまったのです。
人生には「いったい、あれは何だったんだ?」と思うような出来事が起こります。瑠花さんにとっては、彼の態度の数々も、そういう「不可解なこと」のひとつでしょう。
ときには、そういう不可解さをトコトンまで追いつめていくことで、とてつもない発見に結びつくことがあります。
でも、この恋については、もう忘れてよさそうです。
というのも、カードが示す未来には、瑠花さんの探求心を満たすものとして「遠い世界のこと」を暗示するものが出ているから。
私のメールを読んでいただいて、少しでも心のむずがゆさが緩んだら、ファッションやスポーツ、文化に関することに興味を向けてみてください。
そういう世界で見つけた謎について探っていくと、新たな仕事、あるいは新たな恋が見つかるから。
以前の回答にご感想のメールをくださったこと、とてもうれしかったです。
今回もまた、これを読んで何か感じることがあれば、どんなことでも伝えてくだされば幸いです。
瑠花さんが晴れやかな心で毎日を送れるようになる日が早く訪れること、心から願っています。