〜監修者の部屋〜
お悩み相談
さらさんからのお悩みメール
先月、約3年一緒にいた彼氏に別れようと言われました。「お前とは合わない、同じことの繰り返しで疲れた」と。
原因は、私がお互いの気持ちにどうしても温度差があるように感じてしまい、ケンカっぽくなる日々が続いたことです。
実は以前にも全く同じことがありましたが、その時は嫌いになった訳じゃないと言われていたので、復縁できました。
私は別れたくないですが、もう何を言ってもダメだと言われました。
メールも返ってきません。温度差があると思っていたのも私だけで、彼はもともとそういう人なんです。
分かっているのに欲が出てしまいました。
バカだと思われるかもしれませんが、それでも私にとってはかけがえのない人で、どうしても諦めることが出来ません。
私がもっと彼の気持ちを考えて合わせてあげられたらよかったと、今では毎日後悔しています。
もう私が何を言っても信じてくれないかもしれません。
最初はお互いが初めて心を開ける相手であり、運命を感じていました。
その気持ちを信じて待ち続けたいです。
こんなバカな私にどうか愛の言葉をお願いします。
【追伸】
先生に相談する前に彼に送ったのは、「もう何を言っても信じてもらえないかもしれないけど、どんな関係だとしても新しい関係を築いていきたいから悪いところは直していく、その時はもう一度信じてほしい、またいつか笑いあいたい。」というメールです。
自分勝手ですが、もう一度変わりたいという気持ちを伝えたかったんです。
私がやるべきことはただ待つことじゃない、なぜ繰り返すのか、疲れさせるのか、直したいところなどを紙に書き出しました。どんなに時間がかかっても克服したいと思います。
これをやる前と今では少し考え方が変わった気がします。
今は、とても彼に会いたいです。
連絡がつかず会えない彼に、どうやったら少しでも変わった自分を見てもらえるのか何もわかりません。
もう本当に嫌われてしまったのでしょうか?以前のように笑いあえる日がいつかは来るでしょうか?
よろしくお願いします。
ジューン先生からのお返事
さらさん、ジューンです。はじめまして。
追伸も含めて、ご相談をしっかり読ませていただきました。
二通目のメールの最後の文、「もう一度、笑いあえる日がいつか来るでしょうか?」という言葉が、いちばん胸に響きました。
そうですよね、人との関係が悪くなってしまったとき、なんといっても辛いのは、「あんなふうに笑いあえなくなったこと」ですよね。その切ないお気持ち、私も何度か経験があるので、とてもよく分かるのです。
出会いの時点から、笑いあえない相手であれば、どんなに工夫してつき合おうとも、心が通じるのは難しいもの。けれども、互いに心を開き、大笑いが出来た相手とは、いつかきっともう一度、笑いあえる日が来ます。そういうものです。
ただね、今回のように関係が悪くなってしまったあとで再び、笑いあえるようになるには、ひとつだけ欠かせないことがあるんです。
人が「過去の大失敗」を笑って話せるようになるのは、どんなときでしょう?
その失敗を気にしているうちは笑い飛ばすことはできませんよね。
子供時代、青春時代、私たちは、たくさんの失敗をします。若いころって、まったくもって「痛い失敗」の連続です。
そのときは全く笑えません。ところが大人になって同級生にあったりすると、当時の失敗談で大笑いが起きることがよくあります。
「おまえ、あんなことやってたよね!」「やめてよ、もう! 笑えるから!」
そんなふうに、すべての失敗が「冗談」のようにやり取りされる日が来るんです。
さらさんと彼にも、この時期を振り返って笑い転げるときがやってきますよ。カードを引いたら『愚者』が出てきたんです。これは、「どうでもよくなること」を意味するカード。笑うって、過去の過ちが「どうでもよくなる」ことなんです。
もちろん、時間はかかります。けれども、さらさんが「二人の絆は特別なものだった」と信じて待つつもりなら、待つ時間なんて、たいしたことではありません。
直したいと思っていらっしゃる性格を矯正するためにも時間は必要ですもの。
そもそも、さらさんは偉いですよね。口先だけで終わりがちな「変わる」ということに、どれだけ真摯になっていらっしゃるか、メールを読ませていただき、よく分かりました。
そうやって反省し、自分を見つめ直すのって、ものすごく辛いことです。彼を想う気持ちがなければ決してできないし、自分の悪い点を認める精神的な「寛容さ」も必要とされることです。
今すぐ彼に、さらさんの反省が伝わらないのは残念ですが、でもいつか絶対に伝わります。その日が来るまで、苦しいと思いますが、どうぞ、気持ちをしっかり持って、乗り越えてくださいね。
ときどき彼にメールしてもかまいませんが、「お願いだから連絡して」といった懇願はしないほうがいいと思います。さらさんは分かっていらっしゃると思いますが、それもまた「同じことの繰り返し」と彼に思わせてしまう要素になるからです。
「だったら、どうしたら彼にこの思いが伝わるの?」と焦る気持ちこそ、グッとこらえてください。運命ってね、ときどきいろんな「いたずら」をしてくれるもの。
どこかでバッタリ彼と会えるかもしれません。
誰かが、さらさんの変化について、彼に耳打ちしてくれるかもしれません。
彼の心に自然と、さらさんを懐かしく思う日が来て、連絡をくれるかもしれません。
だから、なんの働きかけも出来ずとも希望はあるんです。
今は自分に出来ることだけをやり、あとは運命に身を委ねることです。
今はとりあえず、彼の代わりに、私がさらさんの真摯な想いを受けとめておきます。大丈夫。あなたは素敵な人です。自分をバカだと言える人はバカなんかではありません。さらさんは立派な人です。ますます素敵な女性になって、彼との笑顔の再会を美しく彩る存在になってください。ここで私も応援しています。