〜監修者の部屋〜
お悩み相談
めぐたそさんからのお悩みメール
前回も相談させていただいためぐたそと申します。
前回はありがとうございました。
お陰さまで、アドバイスしていただいた通りにやってみて、彼氏とは上手くいっています。
今回は、自分自身の事で相談させて下さい。
今は派遣で仕事をしています。
正直言って経済的にも自分のやりがい的にも、今の仕事はただ1日1日を生きていくための一つの手段としか思えません。当たり前の事なのかもしれませんが……。
私はもともと仕事が大好きで、前職もバリバリ働いてきました。
前職は会社の事情で希望退職し、その後、紆余曲折はありましたが、今の職場で派遣社員として4年働いています。
今は派遣と言う事もあり、与えられた業務を淡々とこなすだけ…
…。私と同じようなモチベーションの方はなかなか派遣社員の中ではいないので、仕事に張り合いもありません。
社員には可愛がってもらっていますが、派遣社員と社員では扱いも待遇も違い……不満も多々あります。
転職活動もしていますが、年齢的にも厳しいものがあるので進んでいません。
それに、自分が何をしたいのか、何が向いているのか、自分の考えすら定まっていないのが正直な気持ちです。
今は事務職でずっとやってきていますが、今後、転職活動をする上で何かアドバイスをいただけたらと思い、相談させていただきました。
ジューン先生からのお返事
めぐたそさん、こんにちは。
ご自身の仕事に関する悩み、以前のメールにも少し書いていらっしゃいましたが、改めて、現状と心境を詳しく語ってくださって、ありがとうございます。
情熱を持って働きたいのに、それが叶わない状況は辛いものですね。
きっと、周りの同僚の方たちを見ていて、「私が正社員になれば、もっともっとがんばるのに……」と思ってしまうようなシーンもあったりするのかもしれません。
でも、社内で可愛がってもらっているということは、めぐたそさんの働きぶりに皆、感謝してくれているからでしょう。
これは大事な点です。どんな仕事に就くにしても、周りに可愛がってもらえる資質のある人は強いです。才能があるよりも、やる気があるよりも、愛される資質は強いんです。
「何が向いているのか、分からない」という問題については、あまり深く考えないでくださいね。
というのも、めぐたそさんが持っているのは、与えられた仕事に適応していく能力です。
世の中には「私はコレしか出来ない」というタイプの人がいて、そういう人は他の何をやっても、まったく上手くいかないため、必死で自分の「ただひとつの能力」を磨き、それにしがみつき、何とかして社会に身を置き続けていたりします。
周りから見ると、「やりたいことをやっていてすごい。羨ましい」と思えますよね。でも、本人は「これ以外に何もできないんだから仕方なくて……」というコンプレックスがあったりするんです。
幸か不幸かは別として、めぐたそさんは、そういうタイプではありません。任せられた仕事をなんだって身につけていけます。
いわば、めぐたそさんは「パソコン」みたいな人です。
パソコンって、どんなふうにも使えますよね。どんな会社にもあります。
これって強みなんですね。
だって、たとえば「ミシン」は服飾の世界にしかありません。だから服飾以外の業界で働くことができません。
でも、パソコンは違います。服飾界でもIT業界でも飲食の世界でも、どこでだって働けます。
たぶん、今めぐたそさんは、ご自身のそういう適応力を「自分の弱み」だと思いこんでいるのではないと思うのですが逆ですよ。
向いていること、やりたいことがハッキリしていないというのは強みです。どこの世界にいっても、めぐたそさんはやっていける人なのですから。
めぐさそさん、「与えられた仕事をこなす」ということはとても価値のあることです。日々、それをこなしている自分をもっと評価してあげてくださいね。
それでも、「与えられた仕事」ではないこと、何かもっと「自分にしか出来ないようなこと」をしたい気持ちがあるなら、収入を落とすことを考えてみてください。
というのも、「才能」というのはね、あらゆるものを犠牲にしていくなかでしか育てられないものです。
収入や自由な時間をしっかり確保しつつ、自分の中に眠る才能を磨くことはできません。
もちろん、才能が花開ければ、その後は収入もついてくるし、名声も充実感も喜びも手に入ります。でも、そこに至るにはまず、すべてを犠牲にして、「自分のなかに眠る才能の芽」に全エネルギーを注ぐ期間が必要なんです。
子供のときなら、その役割を親が担ってくれます。でも、大人になってから自分を伸ばすには、自分の時間やお金をトコトン削ってみなければいけません。
最初からね、収入もやりがいも共に手に入れようと欲張らないのが成功の秘訣です。
ただ、今年の星まわりを見ると、めぐたそさんにとって夏までの半年は、今いる環境から得るものも大きいときです。年齢的な焦りはあるとしても、この半年は現在の仕事で経験を重ね、貯金をして、次の飛躍に備えていいと思います。
ただ、なにかひとつ、習い事を始めてください。時間とお金を何らかの技術の習得に注いでみること――それもまた、才能開花の訓練になるかもしれません。
いずれにしても、めぐたそさんが「生きる喜び」を仕事から得られるようになるためには、夏以降はよい星まわりです。夢が叶うといいですね。