〜監修者の部屋〜
お悩み相談
クミさんからのお悩みメール
こんにちは。前に「また、ユニークな質問を送ってください」と言って頂きましたがもう限界。
7月から無職になってしまい、やっとアルバイトが決まったのですが、今はやりたい事や明確な目標が無いので仕事に行くのも嫌でたまりません。
以前付き合っていた彼の時も、私が無職になってしまう時期があったのですが、そのときの彼は失礼ながら金銭的にも精神的にも頼れませんでした。
だから一人で頑張らなきゃ……。って気持ちを切り替えて、職場に嫌な人がいても、「お金が無いから辞めない! 体が辛くても辞められない!」って頑張ってきました。
でも、今付き合っている彼はとても優しい人で、仕事が決まらない間、精神的にも金銭的にも支えてくれました。
ただ、彼には家庭があるので、お金を都合する事は、相当負担だったと思います。
彼の家庭を壊してしまうような事をしているので、せめてお金だけは絶対に頼らない……って思っていたのに、また更に罪を重ねてしまいました。
一人で頑張らなきゃ…と思うものの、彼の優しさに頼りたくなってしまいます。
子供の頃、物凄く甘えん坊の泣き虫で、母からはよく「そんな弱虫じゃ生きていけないよ!」と言われていました。
弱虫でも負けず嫌いの私は、大きくなるにつれ、人に頼らない自分を作り上げたような気がします。
今まで突っ張って生きてきたつもりですが、最も頼ってはいけない人が支えてくれて、私の突っ張り棒が折れ、甘えん坊の私が今までのガマンを押し退けてしまった感じです。先生、辛いです。
どうやって頑張ればいいのかな……。
ジューン先生からのお返事
クミさん、こんにちは。
今回もね、十分にユニークな質問でしたよ。
「変わった質問」という意味ではありません。
でも、クミさんのように、自分を冷静にとらえ、「私の突っ張り棒が折れて……」というように、的確な言葉で表現できる人って、なかなかいませんもの。
甘えたっていいんじゃないかな、というのが私の感想です。
「甘えたらダメになる」という思い込みを変えてみませんか?
「甘えさせてもらったぶん、がんばれるようになるはず!」と肯定的な未来を想像してみてください。
折れてしまった突っ張り棒、この先だから捨ててしまいましょう。
いったん「ダメ」になってしまってもいいです。
誰にも頼らず、弱虫な自分を突っ張り棒で支えて生きてきたのは立派なこと。だけど、その分、クミさんは人に対しても「甘えんなよ」と感じることが多かったかもしれません。
ダメな自分を痛感してこそ、人は人に優しくなるもの――だから、この経験は無駄にならないと思うのです。
といっても、別にクミさんが人間的にダメなわけではありませんよ。
だって、「お金を貸してくれ」と彼に迫ったわけではないでしょう。
彼のほうが自分の意志で、クミさんの力になろうとしてくれたのですから。
もし、クミさんがそのせいで働く意欲を失くしてしまったのなら、彼に正直に、そういう複雑な気持ちを話してみられるといいと思います。
「頼りたい。でも頼っちゃいけない」そういう葛藤の苦しさをクミさんなりの言葉で話せば、彼はね、だったらクミさんをどういうふうに支えていけばいいか、真剣に考えてくれると思います。「どうしたらいいんだろう」というその苦悩を分かち合ってくれる人だと思います。
とはいえ、クミさんが今、感じていらっしゃる辛さ、分かります。
「もうイヤだぁ! がんばれないよぉ!」と思う瞬間、私にも多々あります。
精神的にも金銭的にも頼れる相手がいたら、こんな無理は私も続けられなくなるかもしれません。ふぬけになってしまうかも……。
だけど、それが一生続くことはないでしょう。誰かに頼ることで心と体の疲れが取れたら、また頑張れる日は必ず来ます。
だってね、何かの病気で入院してしまったとして、その場所の居心地がどんなによくても、元気になれば、また外に遊びにいきたくなるものです。
魂の元気を取り戻すこと――それをね、今は優先しましょう。彼に頼らせてもらいましょう。いつか恩返しをすればいいのですから。