〜監修者の部屋〜
お悩み相談
よしこさんからのお悩みメール
ジューン先生、心強い言葉とアドバイスを本当にありがとうございます。
あれから時間がたち、少しずつ気持ちも落ち着き始めてきました。
結局あの後も、彼がまだネットで出会いを探していることが分かり、私の方から距離を置きたいと告げました。
その後、彼に普通の友達付き合いから始めたいと提案しましたが、今は彼女より自分のことをしたいと言われました。しかしそれも束の間、その2週間後に新しい彼女ができたと告げられたのです。
もう彼とは会っておらず、連絡もほとんど取っていません。
自分の中で、これ以上どうすることもできないと思い、あとは時間が彼を忘れさせてくれることを待っているしかないです。
今でも彼が大好きで、会いたいし一緒にいたいし、本当に胸が苦しいです。
先生、いつかは幸せな日がきて、今までのことを笑える日がきますよね?
彼にも幸せな人生を送ってもらいたいし、本当に苦しかったけど出会えたことが本当に幸せだったと思っています。
無理に忘れようとはせず、もし、彼が運命の人ならいつかは結ばれると思いながら、毎日を楽しく過ごしていくことを心がけます。
先生、いつも本当に支えて下さりありがとうございました。
ジューン先生からのお返事
よしこさん、またもや、いろいろと大変でしたね。
一連のことが起こったときには、さぞ、心乱れていらっしゃったと思います。
これはもうダメだという心境に至られたのですね。
それでも、まだ好きだし、会いたいし、胸が苦しい……その心のうちを思うと、とても悲しいのですが、でも、最終的に、よしこさん自身が「今の彼」に見切りをつけられたこと、決して悪くない結果になると思っています。
おっしゃる通り、彼が運命の人ならいつかは結ばれるでしょう。でも、よしこさんは「今の彼では、それはありえない」と痛感したのですね。
それはそうです。
もう、このところの彼の言うこと、なすことは本当に滅茶苦茶ですから。
誰が聞いてもね、「ここでいったん終わりにしてよかったよ」と言うでしょう。「諦めないで、がんばったほうがいいよ」と言う人は、ほとんどいないと思います。
いいところもね、たくさんあったと思います。魅力的な部分も。
だからこそ、こうして愛想を尽かしつつも、まだ好きだと思えるのでしょう。
そういうふうに感じているのは、よしこさんのなかの「快感」をつかさどっている記憶の部分です。「彼といるときのあの喜び、楽しさをもう一度……」と、その部分はよしこさんに命じてきます。
でもね、多くの快感をくれる彼だけれど、同時にたくさんの毒をよしこさんに与えてもきましたよね。いきなり突き放して、こちらをパニックにさせたり、失望させたり、嫉妬を煽る言動を見せたり……。
「もう、そういうのはたくさんだ!」と叫んでいるのは、よしこさんのなかの自尊心です。
私はね、快楽の記憶より、自尊心の叫びに従うことのほうが人間らしい行動だと思います。そのほうがよほど大事です。
だから、何度でもいいます。これでよかったんですよ。
傷つき果てたように見えても、今までのことを笑える日がやってきた人を、私はたくさん知っています。みんなね、「自分で自分を大事にする」という自尊の感情を捨てなかった人たちです。
よしこさんは大丈夫。これまで何度も、苦しみの底から自分の力で立ち上がってきました。
その力をつけるために、彼と出会えたことに感謝してもいいくらいです。
人生って、いろいろなことが起こります。いろいろな人と出会います。
だからね、どんな経験もしておいて損はありません。必ず役に立つ日がくるでしょう。
そして、よしこさんは必ず幸せになれますよ。あなたは賢く優しい人ですから。