〜監修者の部屋〜
お悩み相談
めぐたそさんからのお悩みメール
こんにちは。めぐたそと申します。先日はお返事ありがとうございました。
あれから無事に転職初日を迎える事ができました。
約1ケ月間は他店舗で研修を行い、8月下旬には本来の新店舗(家のすぐ近所)へ異動になります。
まだ入社して間もないので不安な気持ちでいっぱいです。
彼も過去にいろいろあって、ここ2年位は仕事(アウトドア系の特殊な仕事)をセーブしていたのですが、私の『今年は何かを再開するにはいい時期みたいだよ!』って一言をきっかけに、事業を再開すると徐々に自社のHP・Twitterなどで公表しています。
ただ、今回の転職で環境の変化と慣れない仕事で不安を抱えているので、こんな時くらいは会って話をしたかったのですが……、彼の方も仕事が忙しいようで、約束した事すら忘れていたり、自分も頑張って仕事しなきゃいけないからって……電話すらできない状態です。会話は全てLINEです。
昨日はほとんど眠れなくて……、自殺の方法も調べたりして……正直言ってかなり情緒不安定です。
仕事に慣れて気持ちに余裕ができれば、こんなふうに不安にはならなくなるのかもしれませんが……。
彼の仕事の邪魔をするつもりはありません。頑張っている彼はステキだと思うし、応援していきたいと思っています。
けれども、今回のように私がどうしようもなく悩んでいる時は助けを求めても彼は支えてはくれないのかも……と思うと、将来を考えると付き合っていくのをためらってしまいます。
この今の私の不安はずっと続くのでしょうか…もぉ心が折れそうです。
何かアドバイスがあったらお願いします。
ジューン先生からのお返事
めぐたそさん、長くお待たせいたしました。
研修も終わりに近づいた時期までにいただいた四通のメールをすべて、掲載できないので、一通だけを上に載せさせていただいていますが、返答のほうは他のメールに書かれていた内容も含めたいと思っています。
なによりも、まず、よく頑張りましたね。
想像とは違っていた新たな職場で、さまざまな試練に合い、彼のサポートも得られず、心がくじけそうだったのに、とりあえず研修を受け続けていらしたことに、「よく頑張ったね」と私は思っています。
情緒不安定な時期のメールには、「自殺の方法も調べている」と書いていらしたので、びっくりしてしまいました。
それで慌てた私はダイアリーに「死にたいなんて言わないで!」と叱りつけるようなことを言ってしまいましたが、今のめぐたそさんは、そこまで思い詰めてはいらっしゃらないかと思います。
たぶん、彼と今後の話ができて、少しはストレスが軽減したのでしょう。
その代わり、今の仕事を続けていると、休日パターンの違う彼と会う機会が減ってしまうことに気づき、どうしたものかと気がもめて、いらっしゃるのですね。
しかも、思っていたよりも厳しい仕事内容や働く条件も見えてきて、「なんのために働いているのか、分からなくなってきた」という言葉が出てくるまでに……。
それでも、いきなり投げ出したりせず、悩み苦しみつつも出勤を続けてこられたこと、立派だと思います。よく頑張りました。
そもそも、めぐたそさんにとって「正社員を目指す」というのは一年以上前からの目標でしたよね。
その念願がようやく叶ったわけだし、知人のお世話にもなったわけだし、簡単には辞められない気持ちがあるのは当然かもしれません。
ただ、彼との結婚を考えてみると、彼のほうは季節によって休日が変わるお仕事ですよね。ということは、めぐたそさんがどんな仕事に就いても、彼と休日の足並みを完全にそろえることはできないはず。休日が合わない期間は絶対に出てくるでしょう。
しかも彼が今、事業の拡大に動いていらっしゃるということは、もしかすると今後は、休日を含む生活パターンも変わってくるかもしれません。
実際、めぐたそさんが苦しいときにも、多忙を極めていて会ってくれなかったわけですしね。
でも、彼を責めないでくださいね。自営業というのは、なんの保証もない社会のなかで、全力を注いで自分たちの未来を繋いでいく必要のある働き方です。めぐたそさんを不安にさせるのもワザとではなく、本当に精神的なゆとりがないからでしょう。
話が反れてしまいましたが、「水・木休みでは彼と休日パターンが合わない」という理由だけで、今の仕事を辞めてしまうのは根本的な解決にはならないと思います。
たとえ、土日休みの仕事に改めて就いたとしても、春になれば、結局、彼の休日が変わるわけで、また会えなくなってしまうわけですから。
また、彼のことを考えなくても、休日が固定されていて、有給が取りづらいというのは、正社員であれば、どんな仕事でも、ほぼ同じだと思います。
厳しいようですが、残業代が出ないのも、仕事の持ち返りがあるのも、それほど特殊なことではなく、正社員として働いていくためには覚悟しておいたほうがいいことなのかもしれません。
結局ね、今めぐたそさんが考えてみるべきなのは、なぜ、正社員になりたかったのか、という点だと思います。
以前のメールに「派遣と正社員とでは待遇も違う」というようなことを書いていらっしゃったように思うのですが、そこが派遣で働くうえでの問題だったのであれば、「正社員には正社員の厳しさがあった」ということを今回、実感できたと考えて、改めて自分が求めるものを考えてみてはどうでしょう?
派遣であれば、季節によって変わっていく彼の休日に合わせて、仕事を変えていくことも不可能ではないかもしれません。
正社員に拘って続けていくなら、「正社員の何に拘るのか」を自分のなかでハッキリさせないと、踏ん張る力が出てこないのではないかと思います。
私としては、めぐたそさんには今の仕事で頑張ってみていただきたいところなのですが、無理強いするつもりはありません。
ただ、辞めるか辞めないか、迷いがあるうちは続けてみるのがいいのでは、と思います。
だって、辞めることは数年経ってからでも可能ですが、戻ることはできません。
であれば、後悔のないように生きてほしいと思います。
次の仕事を探すにしても、ある程度、今の仕事を続けたほうが経歴的に有利になります。今、ここで、その仕事を辞めなければ永遠に辞められないわけではありません。数年働ければ、紹介してくださった知人の方も「紹介してよかった」と思われるでしょうし、会社側も、採用や研修に必要だった労力が無駄にならなかったと思うでしょう。
ずいぶん、長く返事になってしまいましたが、何かしら参考になることがあれば……と願っています。
とにかく、無駄なことなど人生にはありませんからね。今回の経験も必ず役に立つ日が来ます。その苦労を通じて、彼の苦労や気持ちを改めて分かることもできますよ、きっと。
それから、会える時間が少なくても、愛は育っていくものです。
愛を深めるためには、ただ会う回数が多いだけではダメなんです。相手の心を理解できるようになるほうが、愛の絆は間違いなく深まるもの……。ですから、「時間的なすれ違い」を心配しすぎないでくださいね。
もちろん、辞める選択をなさるなら、それはそれで構いません。その挫折を通じて学ぶこと、気づくこと、理解できることもありますから。
無理強いするつもりは全くないし、めぐたそさんが死にたくなるほど辛い想いをされていることには本当に胸が痛みます。それでも、この仕事を続けてこそ得られる喜びがあるはずだと私は直観しています。