〜監修者の部屋〜
お悩み相談
みっこさんからのお悩みメール
先生こんにちは。2度目のお返事有難うございました。短い間に2度も私の為にお返事頂いたのは、先生に余程心配をお掛けしてしまったせいだなと反省です。
先生からの言葉ガツンときました!「彼は人のもの」と言う言葉でハッと我に返った気がしました。頭では分かっていた事が全然見えなくなっていました。
そう、彼は家庭を大切にする人。そんな彼だから信頼する事ができたのです。分かっていたのにいつの間にか欲張りになっていました。
「彼の好意は無償の愛に近いものだ」と言う先生の言葉に、妙に納得している自分がいて…。
彼の言葉の端々に感じられた、母親を大切に思う気持ち。早くにお父様を亡くされお母様をすごく大切にしている様でしたから、もしかしたら母を思う気持ちに近いのかなと気付きました。
そんな彼に恋するとは…。彼を思うだけで切なくて自然と涙が溢れて来るのは今もかわらないのですが、少し思いは変わって来たように思います。
もう二度と会う事は無いと思うけど彼が元気で幸せに暮らしていてくれたらそれでいいと、心から思えるようになってきました。まだ泣けてしまうけれど…。
彼の事を好きだと気付いた時には「結ばれたい」と願った訳ではなかったと思うのです。これって純愛だなぁと泣けてきます。この歳でこんな切ない純愛を経験するなんて、神様は意地悪だなと(笑)
こうしてメールを書いている私の目は涙で一杯ですが、後は時間が解決してくれますよね?
乗り越える強さを私は持っているというジューン先生の言葉を信じて、この熱が鎮まる時を待ちたいと思います。
心からのアドバイス、ありがとうございました。
ジューン先生からのお返事
みっこさん、私からのお返事に対するメールをありがとうございます。
前回、「ガツン」と申しました一言について、実はその後、気になっていました。
こんなふうにみっこさんを泣かせてしまったこと、本当に申し訳なく思います。
その謝罪だけなら、ダイアリーでお返事してもよかったのですが、みっこさんの言葉を掲載させていただくことが、何というのか、みっこさんが「純粋に誰かを愛した」という“証書"のようなものになるのではない……という気がして。
ここにね、みっこさんの切ないお気持ちと心の軌跡をそっと置いておくことで、「恋の実り」に代わるものになり得たら……と願って、このお返事を書いています。
「ハッと我に返った」というお気持ち、よく分かります。
「頭では分かっていたことが見えなくなっていた」という心境も。
みっこさんが明晰な方だと私が心から思うのは、そんなご自身を振り返り、これまでの軌跡を修正するため、“物語"を自ら「書き換える能力」をお持ちなところです。
つまり、このメールを書いていらっしゃるみっこさんは、今までの自分と彼の様子を他者に近い目線でね、ちょっと離れたところから眺め直していらっしゃいますよね。
「彼はこういう心境だったのかもしれない……」「私も最初の時点では、こうだったはずだ……」というように。
これができるというのは、簡単なようでいて、非常に難しいことです。
特に、激しい恋に落ちたあとは願望的な視点から離れられず、「違う見解」を自分で導き出してくるなんて、とてもとても難しいこと。
でも、複数の視点で自分と世界を見つめられる方は強いです。
この見方を変えて、こう見てみよう。こう考えてみよう。こうしてみよう――そういうふうに「応用が効く」ということは苦悩を超えていくための強みです。
私が前回、みっこさんにお伝えした「あなたは乗り越える強さを持っている」というのはね、そういう意味の強さのこと。単純に「あなたは頑張れる人だ」とか「忍耐強いから大丈夫」と言うわけではなく、「複眼」という強さこそ、みっこさんの特質だと思います。
みっこさんの強さ、聡明さが自らの心を癒してくれるときが必ず必ず来ますからね。
彼の幸せを祈るみっこさんの幸せを、私は祈ります。
ずっと祈っています。
なにかお辛いことがあれば、なんでもご相談ください。
私だけではなく彼だってこれからも、みっこさんの力になりたいと思ってくださっているはずですから、心の熱風が少し冷めて、静かな気持ちになれたら、なにかの際にまた彼に頼らせてもらってもいいのでは……という気も致します。
もう二度と会えないわけではなく、「もっと穏やかな気持ちで、また顔を合わせられる日がくるかもしれない……」と、そんなふうにね、ピュアな希望を持つことで、みっこさんの心に、これまでとはまた違った未来がひとつ、見えてきたらいいかもしれないな……と、なんとなく、そんなふうにも私は思います。
こうしてメールをくださって本当にありがとうございました。