〜監修者の部屋〜
お悩み相談
くま子さんからのお悩みメール
ジューン先生のdiary、毎回心に響いています。
今日は仕事上で関わりのある男性について相談させてください。
2年位前から仕事を通じて顔見知りになった年下の男性(既婚)がいるのですが、その方の仕事に対する真摯な姿勢に心打たれ、機会があればお疲れ様ですと、声を掛けていました。
次第に私の顔を覚えてくださり、何気ない会話をするようになりましたが、1年位前から、話しかけても会話らしい会話をしていただけなくなりました。
私が何か気に障ることを言ったのだろうかとか、仕事の邪魔になっているのだろうか、迷惑をかけているのではないだろうかとか、ネガティブなことばかりが頭の中を巡っている状態です。
直接聞くわけにはいかず、顔を合わせるたびにどう接していけばいいのか……。
その方とお喋りすると元気がもらえるので、以前のように気軽に会話ができるようになればなぁと望んでいます。
ジューン先生、みていただけないでしょうか。よろしくお願いします。
ジューン先生からのお返事
くま子さん、はじめまして。
いただいたご相談のメール、読ませていただきました。
職場で顔を合わせる方との関係が、このようにギクシャクしてしまうのは辛いですね。ましてや、元気をくださっていた相手の態度がいつの間にか変わってしまう、というのは、「何を思ってのことなのだろう……」と気になって当然だし、「いろいろとネガティブなことばかり頭の中を巡っている」というご心境も、お辛いことと思います。
その方のお気持ちを見るためにカードを引いてみました。
さて、こういう状況になる以前、くま子さんは彼に対して、とても親切にしていらしたのではないかと思います。「制限のない親切心」を意味するカードが過去に出てきたからです。
たとえば、彼の仕事ぶりを心から労わる言葉をかけてあげたり、ちょっとした差し入れをしてさしあげたり、いつも気にかけている様子を見せてさしあげたり、くま子さんとしては、自然な気持ちのままで、接していらしたのではないかなと思います。
それがね、彼にとっては「どう返していいかが分からないもの」だったのかもしれません。彼のかつての心境を表すカードがそう答えてくれました。
みんなが働く場所で、くま子さんを特別扱いするのも、なんとなくマズいと考えるところがあったのかもしれません。
こんなふうに親身に親切にしてもらっても、「じゃあ今度、お礼に食事でも」というわけにも行かないし、そもそも、そんなことを言って変な誤解をされたらイヤだし、かといって、「そんなに親切にしていただかなくても結構です」というわけにもいかないし……。
そのような意識のせいで、くま子さんとの会話を少し避けるような態度に、いつの間にかなってしまわれた、というのが真相のようです。
何か気に障ることをくま子さんが言ったわけではありません。邪魔になっていたわけでもありません。ですから、くま子さんを嫌ったり、恨んだりしている、ということでは決してないので安心してください。
こういうのは、もうね、性格の問題です。
彼は、人と人との関係を、ちょっとまじめに捉え過ぎてしまうところのあるタイプなんでしょう。
「よくしてもらう」のが苦手なんです。何かしてもらうことを負い目のように感じてしまうからなんでね。
後半年ほどは、あまり彼に構わないよう、そっとしておいてさしあげればいいと思います。冷たくするでもなく、優しくするでもなく、ニュートラルに……。
そうすれば、元に戻れますよ。彼のほうは以前の葛藤を忘れ、気がつけば、また、くま子さんと気楽に話すようになっている自分に気づくでしょう。
ノラ猫って、こちらがいくら「いいからお食べ。何もしないから……」と思って手を差し出しても、スッと逃げていったりしますよね。けれども、手を伸ばさなければ、けっこう近くまでにきて、安心した顔でうたた寝を始めたりします。
彼のことを今しばらくは「ノラ猫のようなもの……」と思って、声をかけずにいらしてください。「何もしないこと」が仲良くなるための一番の秘訣ですよ。
とにかく、どうぞ心をラクに……。くま子さんの願いが叶いますように。