〜監修者の部屋〜
お悩み相談
じゅりかさんからのお悩みメール
いつもこのサイトを心の支えとして利用させて頂いています。本当にありがとうございます。
今回は私が幼児期より悩んでいた事を聞いて頂きたく思いメールさせて頂きました。
それは『何の為に生きているのだろう』と言うことです。
一度、死ぬような体験をしました。
身近な人の自殺も経験しました。
沢山の色々な辛く嫌な経験も山の様にしてきました。
それはどれもこれも人間がらみ。
その反面助けてくれたのも人でした。
今は結婚し子供も5人もいるのですが
こんな私が子供を育てていてもいいのかな…
と思う事も多いです。
でも、こんな私を思ってくれる人もいます。
でも何故かいつもこの疑問が私の頭から離れません。
私は何に向かって何の為に生きているのでしょうか…
先生もお忙しいとは思いますが、お話を聞かせて頂けたらとても幸せです!
宜しくお願い致します。
ジューン先生からのお返事
じゅりかさん、はじめまして。
ひと言ひと言、丹念に書かれたメール拝見しました。
生年月日と血液型の記載がなかったのですが、それでもこのメールから、深いものを胸に持ち、謙虚に誠実に生きていらしたじゅりかさんの人柄を十分に読みとることができました。
とても深遠な問いですね。幼児期から続いている疑問なのですね。じゅりかさんは生まれながらの哲学者なのでしょう。物事の本質を追求したい魂が、あなたのうちに宿っているのだと思います。
じゅりかさんが生きてきた「困難な人生の道のり」もまた、あなたにその問いを繰り返し考えさせるものだったのだと思います。
そこに大きな苦しみと喜びの繰り返しがあったこと、その過程で言葉にならない想いと疑問がたくさん生まれたこと、そして今また幼いころからの疑問が大きくなっていること……メールを読んで、私はそんな今のじゅりかさんの姿を想像し続けました。
生年月日を教えていただいていたら、私は即座にそこからじゅりかさんの運命を読み解こうとしたでしょう。でも、たぶん、じゅりかさんの魂は、そういう答えを望んでいなかったのだと思います。だから、自分の生まれに関する記載を無意識のうちに省かれたのでしょうね。
さて、タロットカードの世界には「自分は何のために生きてきたのか」という疑問が解決することを意味するカードがあります。それは『世界』というカードで、22枚の大アルカナのうちの最終カードなんです。
面白いなと思うのは、このカードは「最終地点にこそ答えがある」といっていること。これは別に死ぬ時のことを示すわけではありません。ただ、「いったい何のために、こんなことをやっているのか」という疑問の解決ポイントは「行動のあとに訪れる」というところにミソがあります。そういう意味では、人生ってミステリー小説に似ているんです。
じゅりかさんの人生は、ものすごく極上のミステリー小説です。
安っぽい筋書きの三流ミステリードラマなら、たいてい最初から話の展開が見えますよね。「ああ、この人は悪役ね」とか「だふん、このあと、こうなるだろう」とか。
人生もこれと同じで、「まぁ、ここからはこういう流れだろう。私の目指すのはここだろう」という推測がついてしまうのは三流な人生展開です。
ミステリーの結末が見えてしまったら、あとは惰性で読み流すだけ。人生の意味だって、それが分かればあとは惰性で生きるだけになります。
でも、いったいなんのための生まれてきたのか、どこに向かっているのか、いずれもハッキリした答えが見つからない……そういう人生こそ極上の人生です。
料理だったら最初に作るものを決めます。それから作り始めて、その結果ができるわけですが、人生はそれと違うんです。結末の分からない小説をとりあえず読み進めるのと同じなのです。
いずれ必ず、じゅりかさん「ああ、私はこのために生きてきたのね!」と感じるときを迎えるでしょう。『世界』のカードの段階です。
その日は近いと思います。というのも、今はすべての意味が見えない『月』のカードの段階ですから、その暗がりを超えてしまえば、明るい光が差すはずです。そして、過去の経験すべて、「このための準備だった!」と確信する日が到来します。
生きる意味、方向が分からず、むなさしに囚われるときは「答えはあとで出る」と信じること。そして、なんの意味もないように感じることでも、可能な限りの誠実さでこなしてみること。これを忘れないでください。
訳のわからない話に聞こえるかもしれませんが、とにかく私のいうことを少しばかり信じてみてください。そして、「いったいどんな驚きがこの先に待っているのか」、それにワクワクしながら、明日からの毎日を懸命に生きてください。
「ああ、私はずっとここを目指していたのか!」という驚きに満ちる瞬間が訪れたら、教えてくださればうれしいです。じゅりかさんの今後の人生に訪れる祝福のときを楽しみにしています。