〜監修者の部屋〜
お悩み相談
ののさんからのお悩みメール
初めまして。よろしくお願いします。
どうしていいかわからずご相談させていただきました。
会社員の彼(38歳)と現在おつき合いをしていますが、ここ1カ月ずっと元気がなく、どうやら仕事と実家の板挟みにされてるようなのです。
仕事では、1人でかかえるには大きすぎる作業、実家ではご両親とバツイチお子さん持ちの妹さんの金銭面での面倒をみており、自分の生活もいっぱいいっぱいな様子です。
話を聞こうとしても話もできない状態まで追い込まれています。
このままでは鬱になってしまわないか心配です↓
この状況はずっと続くのでしょうか? 解決する日はきますか?
私はどうしたらいいのか…。支離滅裂で申し訳ありませんが、よろしくお願いします。


ジューン先生からのお返事
ののさん、はじめまして。

今おつき合いされている彼が、仕事や家庭のプレッシャーで鬱に陥りそうになっている、というご相談、読ませていただきました。

とり急ぎ今回はオーロラタロットを使って、総合的な鑑定をさせていただきますね。

まず、ののさんのお気持ちを表すポジションに出てきたのは、夜明けを描いた『ヘキニアット』です。
これは“復活"を意味するカードですから、ののさんが、とにかく彼が元通りになってほしいと願っている気持ちがね、現れたのだと思います。

いっぽう、彼の心情を映すポジションには、海にそびえる『氷山』のカードが出ています。このカードは“不動"を意味します。
一言でいえば、「動きたくない」というのが彼の本音なのでしょう。

もう何もしたくないくらい疲れている、ということかもしれません。ただ、このカードには“固い信念"というような意味もあります。
私には、それが少し気になります。

そのうえ、おふたりの現状を表すカードは『蜃気楼』。これは“歪んでみえているもの"という意味を持っていて、ののさんの「彼の状況」についての解釈に、少しばかり誤解がある可能性を示しています。

だとしたら、それが何なのか――彼を取り巻く環境に関するカードは『スノークリスタル』です。“それぞれの個性が輝くこと"を表すカードです。

確かに今の彼は、普通の人がこなせる以上の仕事や責任を抱えていらっしゃるのかもしれませんが、そうしたことを本当に心から重荷に感じていらっしゃるようには見えないのです。

もちろん、辛い、苦しい、しんどい……といった想いはあると思います。
けれども、そこから逃げることを彼は望んでいらっしゃらないようにも感じられるのです。

もし本当に心からイヤなのであれば、仕事を変えること、家族の暮らし方をなんとかして変えていこう――と、そちらに意識が向かったと思います。

苦しい気持ちはあったとしても、自分がこの仕事を、この家族を支えていくのだ、という「自負」が彼のなかにあるのではないか……そんなふうに感じられるカードなのです。

そうだとすれば、「そんなに無理しちゃだめだよ!」というような指摘を人からされるのは、彼としては「聞き入れたくない話」だと思います。

適切なのは「自分が頑張らなければいけないんだ」と思っている彼に、まずは共感してあげることかもしれない、という気がします。

もちろん、彼の奮闘が体や心を壊すところまで迫ってきているのだとしたら、「もう止めなさい。君には無理だ」と、ストップをかけてあげる必要はあります。

けれども、その宣言をするのは、ののさんの役割ではないかもしれない……というのが私の意見です。

というのも「ドクター・ストップ」という言葉がありますよね。
スポーツマンにしても会社員にしても、無理を押して前進しようとしている人が、唯一、耳を貸すのはね、自分よりも明らかに専門的な見解を持つ医師です。

友達や恋人に、「もう止めておいたほうがいいんじゃない?」と言われたくらいで前進を止められる人は、最初から、そこまで無理な努力をしない人なんですね。

『氷山』のカードを見てもわかる通り、彼がののさんに求めているのは「自分はこの状況を今は変えたくない」という気持ちを分かってくれることなのかもしれません。

実際のところ、これまでも、ののさんが「そんなに多くの仕事するのは無茶だよ」といえば、「いや、でも……」と彼は返してきたかもしれません。

でも、やらなきゃいけない、やりたい、やってのけたい……そんな彼の心情をまずは受け入れて、「無理しないで」というふうには言わずにいる――それが私から、ののさんへの提案です。

彼としては、ののさんを頼りたいのだと思います。
仕事や家庭の愚痴をこぼし、なぐさめ、励ましてほしいのですが、「もう、そんなに大変なら止めなさいよ」と言われるのはいやなのかもしれません。

どうせまた、止めろと言われるだけだから……そう思う気持ちがね、彼の口を重くし、その結果、ののさんのほうも、「このままでは本当に彼は鬱になってしまう」と不安になり、なんとかして彼の努力を止めさせなければ、という気持ちにさせ……というような悪循環を起こしているのでしょう。

ところで、ののさんも最近、無理していませんか?
「仕事も家庭も大変な彼に、自分まで負担をかけてはいけない」と思い、会えない寂しさだとか、かまってもらえない苦痛だとかを押し殺していないでしょうか?

でもね、彼は根本的に、人から頼られ、がんばることを自信にして生きている人です。
だからこそ、仕事も家族の金銭面での面倒も見てしまえるのです。

ののさんだって彼に甘えていいんですよ。

会いたい、一緒に遊びたい――そういう気持ちを昔みたいに素直に出してみてください。彼はきっと、なんとかしようと思うはずです。

「あなたがつぶれてしまうのが心配だから仕事を減らして」という言葉に彼が抵抗するのは、「自分は大丈夫だ! 乗り切りたいんだ!」という気持ちからです。
けれども、
「私、寂しい。会いたいよ」という言葉に彼は抵抗しないはずです。「そうだよな、寂しいよな。もっと頑張って、いや、なんとか仕事を減らして、彼女を元気にしてあげなければ……」というふうに思うはず。

というのも、ふたりの今後を表すポジションに出ているのは『ダイアモンドダスト』です。
これは「厳しい時期のなかでこそ輝く愛」を表すカードなんですね。

このまま彼が鬱になって、仕事も家族もののさんのことも放り出してしまうような事態にはなりません。大丈夫です。

ただし、ののさんが彼の信念を曲げさせようとすれば、彼の心はののさんから遠ざかってしまいます。

本当に彼がつぶれてしまいそうになったときには、会社や家族の人が彼にドクターストップをかけてくれる相手を連れてくると思います。
今のところ、ののさんは彼を理解し、そして「甘える側」でいてください。

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