〜監修者の部屋〜
お悩み相談
なおさんからのお悩みメール
初めてお便りします。いつも読ませていただいております。ありがとうございます。

私(バツイチ)は、17年余り、遠距離の不倫をしています。

相手は中学の同級生。20年ほど前、友達との飲み会の場で再会し、その数年後ふとしたきっかけで男と女の関係になりました。

私はその場限りと割りきらなければと思い、彼もそうだと思っていたのですが、これで終わりにするの?との電話をもらい、その時からはじまりました。
そして今もお互いの思いが覚めることなく続いています。

私は彼に家族のことを問い質したことはありません。
聞けば話すのかも知れませんが、それを承知で付き合っているのだから、知りたいとも思わないし、知ったところでこの思いをどうすることもできないのです。

彼の思いがどうなのかは、もう長い付き合いになるので、今さらあらためて聞くこともできません。それにこの先は、彼はどうしたいのか時々考えます。お互いに若くはないので。

それぞれの家族のことは別として(本当はこれを抜きにして考えることはできないのですが)、この先、私たちはどうなっていくのでしょうか。
よろしくお願いします。


ジューン先生からのお返事
なおさん、はじめまして。

17年続いている「家族のいる彼」との恋を綴ったメール、しっかり読ませていただきました。

ご自身の恋のことを、とても冷静に眺めていらっしゃるなおさんに、それだけで「凄いな、偉いなぁ」と思ってしまいます。

だって17年です。なんの保証もない関係を静かに続ける――それって、なかなかできることではありませんから。

なおさんは賢明で、理性的で、それでいて「家族がある身」だという、ある意味ではワガママな相手の愛を冷たく突き放すわけでもなく、求められていることを優しく受け入れ、相手に余計なことは聞かず、距離の遠さにも耐えて……。

……どんな男の人でも、そんな「彼女」がいる彼が羨ましくなるだろうな……と、そんなこともね、なおさんからのメールを読ませていただき感じたことです。

さて、生年月日からは、なおさんが「普通の人より遠い未来に思いをはせる人」だということが分かります。

だからこそ、この先の先に彼との関係がどういう展開を迎えることになるか……そこに意識が向かってしまうことがあるのでしょう。

おふたりの今後について、ハワイアンスピリチュアルタロットのカードを引いてみました。

現れたのは『ウル』。成長が遅いけれど、その代わり、いずれ大きな実りをもたらす木のカードです。

なおさんが彼に差し出してきた愛に対する見返りは、きっと大きなものになりますよ。
「ああ、いろんなことが報われたな……」と思う瞬間が必ずやってきます。

本当はもっといろいろお聞きになりたいことがあると思うのですが、『ウル』のカードは、「今はまだ、聞くべきときではない」ことを告げるものであります。

最初にこのカードが出てきたので、これ以上のカードを引くのは止めておきました。

とはいえ、「聞くべきときではない」というだけでは、ちょっと不親切ですから、もう少し、このカードが告げていることをお伝えしておきますね。

植物って野菜でも花でも種をまいたあとは芽が出てくるのをじっと待つしかないもの。

「なんだか成長が遅いんだけど、大丈夫かな、ちゃんと育っているのかな……」と土を掘り返したりすると、それが悪い影響になり、育っていた種がダメになってしまうこともあります。

『ウル』のカードが今のなおさんに伝えたいのは、それと同じようなこと。

今、この時期で彼がなおさんとの未来をどうしたいのか、それを知ったところであまり意味はありません。

正直に申しますが、「いずれは家族と離れるつもりだ」というところまでの決意は、彼にまだないと思います。ただ、彼の意識の底には、そういう意識もひっそり育っています。

それでも心の土壌はデリケートなところ。成長の途中で確認しようとすれば、余計なダメージを与えてしまう可能性があるところです。

そもそも、こんなに長いあいだ、おふたりの親密さが続いているのは、なおさんと彼が「未来」について、お互い触れずにいたからでしょう。
「私たちの関係はなんなのか?」という問いをね、それぞれ心の奥にしまって、「今このとき」に愛し合うことをただ続けたことで、強い絆が育ってきたのだと思うのです。

そうはいってもやはり、なおさんとしては「先が見えないことへの不安」を収める言葉を求めていらっしゃると思うのですが、未来を断定できない鑑定結果で今回は申し訳なく思います。

でもね、今はまだ、何も考えずいらしていいです。

何も口にしなくても、いざ、何かしら、お互いの身に今までになかったことが起こってきたら、そのときこそ、自然な形で物事は動き出すでしょう。

「それぞれの家族のことは別として(本当はこれを抜きにして考えることはできないのですが)この先、私たちはどうなっていくのでしょうか。」と、なおさんは書いていらっしゃいます。

まさにその通り、「抜き」にして考えることには意味がありません。

そして、それぞれの家族を「引っこ抜く」ことだって、ふたりともできません。
そんなことが出来るような身勝手さを持たないおふたりだからです。

だからこそ、「自然のなりゆき」を待ってくださいね。

「これまでの日々が報われた」と思うときはやってきますから、これまで通り、今を大切になさってください。
少なくとも、なおさんが一番心配なさっているような悪いことは起こりません。まだまだ、おふたりとも元気に健やかに、今まで通り、互いを想い合っていく日々が続きますから大丈夫。

今回は、何かスッキリしない回答になってしまって、申し訳ないのですが、どうぞお許しください。
もし何か他にお聞きになりたいことがあれば、いつでもまたご相談いただければ幸いです。

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