〜監修者の部屋〜
お悩み相談
てんさんからのお悩みメール
以前、ご相談させて頂きました。
あれから特に変化もなく彼とはそれなりです。
嫌な話になるのも承知で現在のこと、これからのことを話したり、相手の話も出てきたり。
相手とは将来の約束をしているようです。
親御さんにもそんな話を手紙にしているようですが反対されてます。そんな手紙を見てしまい動揺しました。
どんな理由が隠れているのかはわかりませんが、私には到底入り込むことのできないものと感じています。
それでも私とずっと一緒に、と言う彼は何なのか。自分でもわからないと逃げてしまうのですが。
でも幸せには見えないのです。責任や焦りが見え隠れして。自分の幸せも考えて、と話しましたが全てあきらめている気がします。
でもお互い気持ちはあるのだと思います。
相手からのメールを目にする度に心が痛んで、私は何をしてるのかと責めてしまいます。
本当はやめてしまいたいのかもしれません。
前は、私の気持ちがダメになったら、それを受け入れるしかないと都合のいいことを言っていたのに、今は何も聞き入れないと言います。何を言っても離れないと。
それを素直に喜ぶわけではないけれど、少し変わったと感じるのです。
自分でもわからないのです。何故こんな人と一緒にいるのか。
過去はもうどうにもできないけど、未来は変えられる。ほんのちょっとの希望を捨てずに足掻いてる自分がいます。
本当に好きなのか、最終的に1人になるのが怖いだけなのか自分がわからなくなっています。
そしてただの都合のいい女なのかなと。
好きなのに疑うことばかり。本当の気持ちが知りたいです。
ジューン先生からのお返事
てんさん、お久しぶりです。
こうしてまたメールをくださって、ありがとうございます。
その後も「複雑な恋」に悩む毎日、続いていらっしゃるのですね。。
既婚者のてんさんとつき合いながら、以前は既婚者だったけれど、彼と恋して離婚した彼女がいる彼……。
……こうして、てんさんの好きな人のことを一言で表してみても、初めて読む方がいたら、「どういうこと? どうしてそうなっているの?」と思わずにはいられない気がします……。ほんとに複雑な関係ですね。
私も改めて、以前てんさんから頂いたメールを読み返させていただきました。
あのときから変わったのは、彼がてんさんと「これからも離れない」とキッパリ言うようになったことなんですね。
それは「この三角関係を維持したい」という彼の意思表示なわけですが、そんなことを言われて、てんさんが手放しで喜べるわけはなく……。
なのに、ちょっと喜んでしまう、というか、彼から「離れない」と言われたことを嬉しく感じる、てんさんのお気持ちも分かる気がして、ああ、恋というやつは……。
お返事を書いていても、つい語尾が「……」ばっかりになってしまいます。もどかしくて。
でも私がすべきなのは、てんさんと一緒に苦悩することではなく、てんさんに希望や元気を差し上げること。
ですから、まずは彼のお気持ちをカードに尋ねてみますね。
「好きなのに疑うことばかり」と、てんさんは書いていらっしゃいますが、それもそのはずです。
というのも、彼の気持ちを表すのは『蜃気楼』。
どこかゆがんだ風景を描いたこのカードは、彼の心にも「ゆがみ」があると伝えてくれています。
見たくない現実が多すぎる人生を、近年の彼は送っていらしたのかもしれません。
そのため、キチンと現実を見ること、自分の置かれている状況を把握して、「すべきことをする」……といったことがね、できなくなっているみたいです。
とはいうものの、彼の気持ちはハッキリしています。
てんさんのことが心から好きなのです。
だったら彼女と別れて踏ん切りをつければいいものを、「現実を認識できない体質」になり過ぎていて、できません。
それにね、現実を見ると困ったことになります。自分の彼女の問題だけではなく、「てんさんにはご主人がいる」という現実も受け止めなければならなくなってしまいます。
今のままのほうが、彼としては「フェア」な気もするんでしょうね。
要するに、「お互い、別のパートナーが存在するけれど、ずっと愛し合っていくことはできる」――そう考えて、現実は見ない――こういう戦略で人生を乗り切ろうと思っていらっしゃるのが、今の彼のありのままのお気持ちです。
ここから抜けるなんて今は無理だと思います。
少なくとも、今のてんさんに離婚できる状況が整っていないのなら、彼のほうも彼女と別れる状況を作るのは無理。「心理的に」無理なのです。
おふたりの今後の示すポジションには、またもや『ジャコウウシ』が現れました。
以前もそうでしたが、このカードは、おふたりが身動きのつかない状況にあることを示します。その点はまだ変わっていません。
こんなときは悩みすぎず、てんさんのおっしゃる通り、未来に見える一縷(いちる)の希望だけを見つめていらしてください。
それでいいです。それが大事なときです。
ついね、彼女とのやり取りを気にしてしまうみたいですが、それも既に「いつものことに」になっているのだと思います。今さら「気にしない」という変更は難しいですよね。
最初にね、見なければよかったものを見てしまったせいです。それで、嫉妬心をあおられることが続いてしまっているわけです。
でも、どこかの地点で「もう気にしない! 彼女と彼のやり取りは見ないし無視する!」と決められるときはくるはずですよ。
今回もたいしたアドバイスができなくてごめんなさいね。
でも、彼はてんさんのこと、本当に好きです。
誰よりも一番好きだし、ずっと一緒にいたがっています。
「私も同じ気持ちよ」と、てんさんが思えるのなら、今はこのままでいいと思いますよ。
「私は何故こんな人と一緒にいるのか」とも書いていらっしゃいますが、「好き」という気持ちに理由はありません。
人はみな、口ではね、「自分だけを愛してくれる人が好き」と言います。
でも実際のところは違います。
「なんでこんな人なの……」と思いながら「それなのに、でも彼が好きなの……」と思うのが恋なのです。
気持ちがね、煮詰まらないようになさってくださいね。
おふたりの状況を変えることはできませんが、てんさんの気持ちの息抜きくらいはお手伝いできるかもしれません。
いろんな想いを抱えているのが辛くなってしまったら、どうかいつでもまたメールをくださいね。