〜監修者の部屋〜
お悩み相談
いちごさんからのお悩みメール
先生はじめまして。
私は家庭をもっていますが、ここ4〜5年ほど、心に想っている男性がいます。その方も家庭もちです。
息子がお世話になった、小学校担任の先生が、どうしても、心から離すことができないのです。
先生がこちらに異動されてきた年に担任でした。
捉えどころの難しい、何を考えているのかわからないような先生でした。
でも優しく、でも人付き合いが不器用そうな先生でした。
次の年から何か行事があるたびに先生の視線を頻繁に感じるようになりました。それがとても気になっていました。
私自身も先生ともっと話したい、と思っていました。
しかし、4年目を迎える年に、先生は他校へ異動となってしまい、私はパニックになりました。
半年後思い切ってお手紙を出して、お会いしたい、と手紙にメールアドレスを書いて送ったら約束の日に雨が降ってしまい、その代わり先生がメールをくださいました。
気を使わせてしまったのか、でも私はとても嬉しく思いました。
でも先生への気持ちを、好意としてもってはいけないような気がして、先生との関係を仕事での関係として思うようにしたのですが、やはり好きでいつまでも辛くて。
主人にも悪いことをしているようで……。
先生が私をどう思っているのか、この思い続けている4年間、一度も聞くことができずにいます。
つい最近、思い切ってわたしが先生を好きな正直な気持ちを、メールで伝えたのです。
苦しいのですが、先生がいったい私をどう思ってくれているのか、それを知りたいと思っています。
宜しくお願いいたします。
ジューン先生からのお返事
いちごさん、はじめまして。
いただいたご相談のお返事、お待たせしてしまって申し訳ありません。
これを書いてくださった時点では、いちごさんの告白メールに先生からのお返事はなく、それで先生の気持ちを確かめたくて、私に相談くださったのでしょうね。
一刻も早く知りたいことだったでしょうし、今ごろお返事してみても、その後の経過が分からないので、お役に立つか分かりませんが、とりあえずカードを一枚引いたら、「まだ曖昧な状況が続いている」ということを示唆するものが出てきたので、お返事させていただきますね。
いちごさんに対する彼の気持ちの推移をね、三枚のカードで占ってみました。
(今回はハワイアン・スピリチュアルタロットを使っています。)
出逢ったときの第一印象を表すカードは『ウル』。
これは「地道な努力」を意味するカードです。
いちごさんに対して、最初のころの先生は「マジメで努力家のお母さん」という静かな印象を持っていらしたみたいですね。
最初から女性として見ていたわけではなく、というか、そういった「色目」をね、簡単に向けてはいけない真面目な女性、という意識があったのでしょう。
そのころのいちごさんは、新しい環境に早くなじむため、目立たないように振る舞うことを心がけていたのでしょう。それで先生の目にも「大人しくて真面目な女性」に映ったのだと思います。
さて、次のカードは、この第一印象が少しずつ崩れていったことを表す『クラウン』です。
その後、交流が増えていくほど、彼はいちごさんに最初と全く違う印象を持つようになっていきました。
『クラウン』というのは、王様だけがかぶることを許される王冠を描いたカードです。
このカードはね、先生の目に、いちごさんの姿がだんだん「周りの誰とも違う魅力や能力を持つことを自覚し、自立している魅力的な女性」に見えていったことを示しています。
この頃のいちごさんは、まだ他のお母さんとつるむことは少なくて、一人で黙々と役目を果たしていたりしたかもしれません。
一人で寂しそうにしていたり、オロオロしていたりするわけでは決してなく、周りにしっかり気を配り、必要があれば率先して自分の役目を果たしていらっしゃったのでしょう。
そういう姿が彼には「誇り高くて素敵な女性」に見えていたみたいですよ。
この頃から先生がいちごさんに特別な注目を向けていたのは間違いありません。
いちごさんが見れば見るほど魅力的な女性であることに、先生は気づいていかれたみたいですが、そうはいっても、自分が担任しているお子さんのお母さんに「恋」という感情を簡単に持つわけにはいきません。
ですから、この時期から先生は、いちごさんのことを「自分が好きなアイドル」を見るみたいな遠い視線で眺めるようになりました。
好きなアイドルのことって、ついつい見てしまうけれど、だからと言って、アタックしようとは思わないものですよね。
それに似た感覚が先生にはあり、簡単な言葉でいうなら、それは「好感」です。先生はいちごさんに好感を抱いていらしたのです。
ただ、今回のメールでの告白を受けてみて、それを先生がどう感じられたか、この点を表すカードは『渦』です。
『渦』というのは、流れの違う海流がぶつかって出来上がる現象であり、「周りのものをいやおうなしに巻き込んでいく強い力」を生むものです。
先生ね、いちごさんからの告白に、かなり動揺されたと思います。
うれしくて仕方ないけれど、それはまさにアイドルからの告白のようなもの。
真に受けていいのか分からないし、からかわれているような気もするし、たとえ本気であったとしても、禁断の恋に踏み込んで、自分の立場を危うくするのは怖すぎる……そんな感じの感情の激流が先生の心に巻き起こったようです。
もしかすると、先生からのお返事はきていなかったりするでしょうか?
だとしたら、今もまだ、先生は「気持ちの動揺」から立ち直れていなくて、「どう答えていいか分からない」ということでしょう。
突然、先生が異動になってしまったことが、いちごさんの心をパニックに陥れたみたいですが、そのときはじめて、いちごさんは先生のことを好きな気持ちをはっきり自覚なさったのでしょうね。
この想いにケリをつけずにいられない衝動があったから、メールでお気持ちを伝えられたのたのでしょう。それでよかったと思いますよ。
何もしないままだったら、まだまだ中途半端な心境を引きずってしまったかもしれませんが、とりあえず気持ちをぶつけてみたことで、何かしら落ち着きが出てきていると思います。
もし、先生からの回答がなかったとしても、もう少し様子を見てください。
そうすれば、この想いを自分の心のなかに収めていける気がしてくるでしょう。
先生からの好意を得ていた日々が素敵な思い出になっていく日はきっと来るし、「それでよかったんだ」と、いずれはいちごさんも思われるようになるはず、と『パイナップル』のカードは伝えてくれています。
たぶん、ご期待に沿えない回答だったと思います。ごめんなさい。
もし、彼のお気持ちのほかにも聞きたいことがおありでしたら、またいつでもメールをいただければ幸いです。
いちごさんの心の苦痛が少しずつ消えていき、優しい思い出が心いっぱいに広がっていきますように……。