〜監修者の部屋〜
お悩み相談
なおさんからのお悩みメール
今年もあと一ケ月。
いろんなことがありましたが、過ぎてしまえばそれもまたよしの一年であったような気がします。
来年、それも元旦から4日まで彼が帰省します
。
もちろん私は嬉しい限りですが・・・彼の家族は?と思うわけです。
考えないことにしましょう。
私は私の目の前にいる彼だけを見ていることにしましょう。
この先もこうやってふたりで年をとっていけたらいいと思います。
秘かに、ひとりで思うのは自由ですから・・・
さて、今回は長男のこと。
書いているだけで泣けてくる。
何がどうなったのか・・・10年以上母を避け続ける息子です。
いろいろ想いはあるのですが、どう話していいのかすらわからない、情けない母です。
ただ、普通の親子に戻りたいだけです。
今日はここまでとします。
鑑定よろしくお願いします。
急ぎません。
ジューン先生からのお返事
なおさん、こんにちは。
お返事遅くなってしまって申し訳ありません。
今回は、長男にあたる息子さんについてのご相談ということですが、「書いているだけで泣けてくる」とおっしゃるほどの、なおさんの“心の震え"が切ないですね。。
親子の歴史は長くて深くて、
「どう話していいのかすら、わからない」というお気持ちもよく分かります。
お母様であるなおさんを長らく避けていらっしゃる息子さんのほうだって、自分の心情について、ひと言で言えるものでもないのだろうな……と、そんなことを思いつつ、カードを引いてみました。
(今回はハワイアン・スピリチュアルタロットを使っています)
まず、過去に関するポジションに出てきたのは『渦』。
これは、大きな流れに巻き込まれていくことを意味しているカードです。
簡単に言ってしまえば、長男さんがなおさんを避けるようになってしまうまえには、なおさんから長男さんは離れられない時期があったということ。
もしかすると、精神的な、あるいは経済的なことも含めて現実的な「自立」がね、一般的な男子よりも少し遅く、長男さんの心のなかには、「自分は母に依存している」とか、「母から離れられない自分」といった意識があって、そういうのが苦しかったのかもしれませんね。
もうひとつ気になるのは、長男さんを取り巻く「環境」のポジションに、「嫉妬心」を意味する『フアパラ』が出ていることです。
長男さんのなかには、なおさんとほかの兄弟との仲の良さに対する嫉妬心があるのかもしれません。
そうなると、なおさんのことが気に入らないから会うのを避けている、という単純な話ではなくて、「母のことは他の兄弟に任せておいたほうがいい。自分は邪魔だろうし……」というような、“逃げ"の意識や、“ひがみ"の意識なども、この問題に関わっている感じがしてきます。
今のなおさんのなかには、「私がしたことの何があの子の気に障ったんだろう……」と悩むお気持ちがあるのかもしれませんが、これは一対一の問題ではなくて、家族の全体の関係性に関わることだと考えたほうがよさそうですよ。
そうなると、なおさんだけのお力で、息子さんとの関係を「普通の親子」に戻すのは難しいし、だからこそ、10年も歳月が過ぎても、疎遠な関係が続いているのだと思うのです。
お寂しいお気持ち、お辛いお気持ち、よく分かります。
でも今はまだ、事態が動くときではなさそうです。
なにしろ、現状から近い未来を占うポジションに出てきたのは『ウル』。
『ウル』というのは、成長スピードの遅い木で、このカードは「問題の解決には時間がかかること」を示します。
ただ、遠い未来を映しているのは『タロイモ』。
これは“原点回帰"を意味するカードですから、いずれは「普通の親子」に戻れるときは来るでしょう。
永遠の断絶では決してありませんから、どうぞ希望をお持ちになっていらしてくださいね。
この鑑定で息子さんの心のすべてが見えたわけでは到底ないと思いますし、なおさんのほうにも様々な複雑なお気持ちがあると思うのですが、今は深く考えこまず、「いずれは戻れるだろう」という楽観を持たれておくのがいいかと思います。
それから、「何もかも許し、見守る母であってくれること」を、“息子"というのは期待するもの。
なおさんの長男さんの心にも、こうして親不孝を続ける自分を母は赦してくれるだろうと甘えるお気持ちがあるのかもしれません。
ですから、「私はいつまででも待っていてあげるから大丈夫よ」と、そんな気持ちをね、心のどこかにたたえていてくだされば、そういう意識が息子さんの魂に届いていくと思うのです。
1日も早く、「仲睦まじい親子」という原点に戻れる日が来ますように……。