〜監修者の部屋〜
お悩み相談
みちさんからのお悩みメール
ジューン先生初めまして。
21歳のときに小学校の介助員として職場で出会った彼のことが忘れられません。
こんなにテンポが合う人はいないと思うほどグイグイ惹かれていきました。でも、出会ったときには彼女がいました。
とても誠実で実直な彼は、悩みながらも私とも交際を始め、大切に大切にしてくれました。
結果、長くお付き合いをしていた彼女を選び、その方と3年後に結婚。
出会ってから一緒にいられたのは5カ月、そのうちお付き合いしていたのは2カ月。
時間だけ見ると短いのですが、とても濃い時間を過ごし、もう何年も前から知っているような感覚にお互いなっていました。
そして22年後の今年、同窓会で再会。後日一度会いたいとメールした所、短い時間ではありましたが2人で会えました。
話の最後に22年前の別れ際にギュッとしてほしかった、今それをお願いしてもいい?と聞いたら両手を広げて抱きしめてくれました。
私は後日やっぱり好きです、と熱い想いをメールで送ってしまって。
お互い既婚者で子供もいます。だけど、自分の気持ちに嘘がつけなかったのです。
メールに感謝します、どうか目の前のご家族を最優先に幸せになってください、私も前を向いて頑張ります。と彼は返信をくれました。
急いてしまって思いをぶつけてしまったことをすぐ謝りました。そして、これからの幸せを心から祈ってます、と。
彼はお気持ちありがたく思っています、思い出としてしまっておきますと優しい返事をくれました。
3月に共通の友人の結婚式があり同じテーブルで顔を合わせます。落ち着いて再会したいのでぜひアドバイスをお願い致します。
ジューン先生からのお返事
みちさん、はじめまして。
ずっと昔に恋した人との再会の様子を書いてくださったメール、読ませていただきました。
22年ぶりに再会して、「ああ、やっぱり彼って素敵な人だな。いまもまだ好きだな」と思えたなんて、それがまず奇跡のようなことで、素晴らしいですね!
だって、私の周りには、「同窓会に行って、昔好きだった人に会ったら、別人みたいにやつれてて幻滅した」とか「どの人が自分の片思いしていた相手か、名札を見るまで分からなかったし、顔を見たら完全に冷めた」とか、そんな話だってよく聞きます。
それに比べて、22年経ってもまだ、みちさんを魅了できるだなんて、彼はすごく素敵な人なのでしょう。
「やっぱり好き!」という想いを彼に思わず伝えてしまったのも、みちさんがそうせずにはいられないだけの魅力をね、彼が放っていらしたからでしょう。
そういう意味では、今も昔も罪作りな彼ですね。。
でも、こんな素敵な方と出逢えて、たとえ短い期間でも心が繋がれたことを幸せに思うお気持ちを、きっとみちさんは抱いていらっしゃるでしょう。
それもまた、素晴らしいことだと思います。
さて、「落ち着いて再会したいのでアドバイスを」
というご依頼ですので、ひとまずカードを1枚引いてみました。
現れたのは、なんと『ブリザード』。突然の雪嵐のカードです。
このカードはね、結婚式に向けて、みちさんが無理に心を落ち着けようとすれば、その心掛けが逆効果になることを暗示するものなんですね。
いくら平静を装っていても、結婚式で彼の姿を見たら、突然、心が激しく乱れてしまう可能性は捨てきれません。
そう言われても、「そういうのだけはイヤだ」と今のみちさんは考えていらっしゃると思います。
「これ以上、彼に心を乱されるのはイヤ」というお気持ちがあったり、ドキマギした姿を彼に見られたくない、というお気持ちだってあるかもしれません。
けれども、無理やりに心穏やかに会おうとせず、今回はなるがまま、なるようにしかならないさ、というくらいのお気持ちで結婚式に向かわれるのがいいでしょう。
そうすれば、彼の姿を見たとたんに激しく心が動揺し、「落ち着いていたかったのにできなかった!」と落ち込む結果にはなりませんから大丈夫。
それどころか、「動揺してしまうかも……と覚悟していたけれど、なんだか意外と普通に接することができたし、彼のほうも普通に接してくれたし、楽しく過ごせてよかった……」と感じる結果になるでしょう。
なにせ、アドバイスのポジションに出ている『ナヌーク』は“直面"とか“正面対決"という意味を持っているカードです。
みちさんと彼とのあいだには、22年前に、いろんな時間を共有し、苦い別れに至った過去があり、さらにはつい最近も、気まずい関係になってしまってもおかしくない流れがあったわけで、そういうのをまるで「なかったこと」みたいな顔で乗り切るなんて、無理なこと。
「無理なこと」を無理してやろうとするよりも、「この流れじゃ今はちょっと気まずいムードになったり、ギクシャクしたりするのが普通だよね」と現実を認めてしまい、そういうのもある程度覚悟して臨むことこそ、最上の策なのだと、このカードは言いたいみたいです。
大丈夫です。悲惨なことにはなりませんよ。
ここまでのやり取りを見ていても、彼はとても大人で、そつのない賢い男性のようですから、結婚式で同席しているみちさんをワザを動揺させるようなことは決してなさらないでしょう。
それどころか、その場の交流をお互いがスマートにこなせるように気を使って、場の空気をよくしてくださると思います。
ですから、どう接したらいいかについては、彼に任せるくらいのつもりで行かれて大丈夫ですからね。
「そうか、そうしよう」と思っても、やっぱり不安が収まらないようでしたら、その日はとにかく、結婚なさるお友達の「祝福」に気持ちを向けようと決意なさるといいと思います。
人間って、自分に関することを考え続けていると、どんどん不安になるものですが、「人のため」を思うようにすると、気持ちが不思議と澄んできて、いろんなことに上手く対処でき、結果的に自分のためになった、という結末に行きつくもの。
ですから、お友達の結婚式を「私が彼と再会する日」と考えるのではなく、「幸せな日を迎えた友人を心から祝福する日」と考えるようにしてみてください。
そう考えるとね、心にゆとりが生まれてくるのをしっかり感じられると思います。
もともとみちさんは、お友達思いの優しい方。
そして、社交的な方ですよね。
彼にどんな態度を取ったらいいのか……と悩んだまま出かけていくと、他の人達との交流も楽しめなくなってしまうし、それではもったいないと思います。
彼だけではなく、懐かしいご友達や知人が集まる祝いの席を、どうぞ楽しんでいらしてくださいね。
上手く楽しめますように……。