〜監修者の部屋〜
お悩み相談
ひなたさんからのお悩みメール
初めまして、半年前に先生の占いに出会った者です。
先生の占いや言葉遣いから出てくる優しさに日々癒されています。
私は、去年の年始に知り合った7歳年上の方に恋をしていました。
その人は出版社の編集さんで、私の作品を商業化しようと熱心に指導してくださった方でした。
お互いに趣味が合い、作品関係なく相談や愚痴を言い合える関係だったのですが、
私の本職が忙しくなり作品を描く余裕がなくなったこと、相手もヒット作を出さなくてはいけない焦りから喧嘩やすれ違いが増え、連絡がなくなってしまいました。
お互い異性関係に自信がなく、はっきりした告白が出来なかったのも上手くいかなかった原因だと思います。
長い付き合いになると信じていただけに、なかなかその方への思いを諦められずにいます。
諦めたほうが幸せでしょうか、それともまだ復縁出来る可能性はありますでしょうか…?
ジューン先生からのお返事
ひなたさん、初めまして。
ようこそ、こちらのサイトまでお越しくださいました。
クリエイターにとって、編集者との良好な関係は、心の励みになるものですよね。
それが恋愛関係であろうとあるまいと、頼りにしていた編集さんとの関係が途絶えてしまうのって、本当に心細いし、仕事へのモチベーションや自信にも少なくはない影響があったでしょう。
いろいろと大変でしたね。
「はっきりした告白が出来なかったのも上手くいかなかった原因だと思います。」
と書いていらっしゃいますが、未来のことを考えると逆にこれでよかったのかもしれません。
恋人同士になっていれば、「別れたあとの復縁」はハードルが高いものですが、曖昧な関係だった場合は、いったん距離を置いたあと、なんとなく仲直りしていくことも難しくないはずです。
ですから、「これが幸いした」と思えるときが来るかもしれませんよ。
もちろんね、中途半端な関係が続くことにイライラして、それが不仲につながる要因の一部になってしまわれたのかもしれません。
今はまだ、そういうふうに感じていらっしゃると思うのですが、もうしばらくすれば、当時とは違う見方がね、出来るようになってきそうです。
というのも、カードを引いたら、今はちょうど、ふたりにとって中途半端な時期なんだと出ています。
ものごとが、どこか歪んで見えていることを意味する『蜃気楼』が出ているのです。
人間って、自分が見ているのと同じ景色を親しい相手は見ているはずだと思うのですが、案外違うことがあります。
それから、「彼はきっと、こう思っているに違いない」と思っていても、実はそれがハズれていて、だから話が合わず、すれ違いが増え、だんだん心が離れてしまうことがあります。
この『蜃気楼』のカードはね、今のひなたさんの心にも、彼の気持ちを違うふうに捉えている可能性があることを示しているんですね。
どのように「違うふう」なのか。
そこを教えてくれているのは、『乱氷』というカードです。
お互いの関係がだんだんよくないものになっていったころ、ひなたさんの毎日は乱れ気味だったのではありませんか
彼のほうもそう。お互いに多忙さが増してきて、時間にルーズになったりしていて、それなのに、「ちょっとくらいの失礼は、許してもらえるだろう」という甘えがね、それぞれの心に出てきていたのかもしれません。
「お互いさま」だったのです。ただ、それぞれが相手のほうに「ちょっと、どうしてなの? 最近おかしくない?」といった気持ちをね、向けてしまっていたはず……。
今までは、相手への腹立たしさが先立っていたでしょう。そのため、自分の行動を冷静に顧みることは難しかったと思います。
けれども、寂しさや怒りなどの感情がすっかり落ち着くころには、「私のああいう行動もよくなかったかな……」といった心情が湧いてきそうですよ。
そのタイミングでね、彼も同じように考え始めるでしょう。
なにしろ、ふたりの未来に出ているカードは『ウグジュグナック』。
これは「共時性」を意味するカードであり、お互いに似たような心境が生まれることを暗示しているんですね。
ですから、復縁の可能性は十分にありますよ。安心なさってください。
ただね、今はまだ焦らないでほしいのです。
戻りたいという「エゴ」が強いあいだは真実が見えません。
カレーを一晩寝かすのとはちょっと違うかもしれないけれど、でも、ふたりの関係に今、必要なのは「間を置くこと」だと、アドバイスのポジションに出てきた『キビアック』は告げています。
今は彼と離れてから、どんどん時間が経つことを不安に感じていらっしゃるかもしれません。
でも、それでいいんですよ。
「こんなことしていたら、どんどん彼から離れていく……」と感じて焦らないでくださいね。
遠く離れることが今のふたりに必要なのです。
離れてみてこそ分かってくることが、自分自身にも彼にもありますからね。
それが分かるのは次の再会のときです。
少なくとも、まだ4カ月はかかると思いますが、仕事に没頭していらしたなら、すぐだと思います。
その間、どうぞ、よき仕事をなさってください。
そうすれば、「あなたにいろいろ教えてもらったことが、違う形で役立っていたんだよ!」とね、そんな素敵な報告を彼にできる日がきっと来ます。
あなたのそういう感謝の言葉に彼は目を細めてくれるでしょう。
ひなたさんの恋とお仕事、応援しております。